NDLは、9月20日、"動向レビュー:査読は無償であるべきか?"と題する記事を公開した。 本記事は、これまでの議論や研究などを参照しながら、査読が無償であるべきか否かについて検討したもの。 これまでの議論として、2021年2月に開催された国際会議"Researcher to Reader Conference"で行われた、学術雑誌出版者は査読者に対し報酬を支払うべきかを問うディベートの概要を紹介。 査読が無償で行われてきた歴史的経緯を説明した後、査読を有償にするとどうなるかについて、過去の事例と研究を交えて論述している。 検討結果として、「歴史的経緯から論じても、効果の点から論じても、査読は無償であるべきかどうかは言い切れない」と結論づけている。 [ニュースソース] CA2048 - 動向レビュー:査読は無償であるべきか? - NDL 2023/09/20 (accessed 2023-1