「しゅんせつ船とブルドーザーを使い、『砂の万里の長城』を築いている」。米軍の有力幹部があからさまな中国批判を繰り広げ、話題を呼んでいる。発言の主は、アジア太平洋を管轄するハリー・ハリス米太平洋艦隊司令官だ。ハリス氏が問題視しているのは、中国がここ数カ月、猛烈な勢いで進めている南シナ海の岩礁などの埋め立てだ。中国は東南アジアの国々と領有権を争っている島や岩礁のうち、支配している7カ所で、「前例の
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増強著しい中国海軍は、日本周辺の海域で米国や日本の海上戦力を圧倒するまでに至ったのか。世界最強とされてきた米国海軍は、日本周辺の東アジア海域で中国海軍に比べてどのような軍事地位を保っているのか――。 米国側の専門家集団から、東アジアでの最新の海上戦力図の分析が明らかにされた。 その分析によると、米海軍は海上艦艇や潜水艦の能力では中国海軍になお確実な差をつけているが、全体の艦艇数では中国に水をあけられ、弱点を突かれそうな領域も少なくないという。 「屈辱的な事態」を契機に強化路線へ 日本周辺など東アジア海域での米中海軍の戦力比は、12月上旬の米中両国艦艇の異常接近と対決によって一気に高い関心を呼ぶようになった。 南シナ海で米海軍のイージス巡洋艦「カウペンス」が12月5日、中国側の空母「遼寧」の訓練を偵察のため追尾していたところ、中国海軍の水陸両用艦から停止を命じられた。公海上のため「カウペンス
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