ギリシャ沖合でタンカー同士が横付けして石油を移し替える「瀬取り」が増加している。ロシアのウクライナ侵攻で西側諸国がロシア石油の排除に動く中で、欧州への「裏ルート」のハブになっている。行われているのは監視が効きにくい公海上とはいえ、野放しとなっている背景には、海運業の影響力が強いギリシャ社会の事情もある。瀬取りスポットになっているのはギリシャ南部のラコニア湾。ギリシャ領海の外だ。日本経済新聞が船
ギリシャ政府がIMF=国際通貨基金の債務を期限までに返済できないなど資金繰りがひっ迫するなかで、ギリシャ政府が20年前に日本で発行した円建ての国債の償還期限が1週間後の今月14日に迫っており、ギリシャ側の対応が注目されています。 円建てで外国政府などが発行する債券は、通称「サムライ債」と呼ばれますが、ギリシャ政府は14日にこのサムライ債、およそ117億円を返済しなければなりません。仮に、この日の返済が遅れても一定の猶予期間はありますが、最終的に返済できなかった場合、債務不履行となり、サムライ債を保有する投資家が損失を抱えるおそれがあります。 ギリシャは、これとは別に国有鉄道が発行したものも含めて来年12月までに元本にして合わせて464億円余りのサムライ債を償還する必要があります。 大和証券の藤岡宏明シニアクレジットアナリストは、「ギリシャ政府としては、信用を維持するため、民間への債務は償還
欧州連合(EU)などから金融支援を得る交渉が難航するギリシャのチプラス政権が、資金繰りのため地方自治体や大学に余剰金の移管を求めたことが国民の強い反発を招いている。アテネでは学生の抗議デモが再燃。EU側との交渉で安易に妥協するわけにもいかず、難しいかじ取りを迫られている。 「チプラス(首相)、バルファキス(財務相)、大学の金に手を出すな!」「1ユーロたりとも渡さない!」。4月23日午後、アテネ中心部の財務省前に大学生ら数百人が集まり、シュプレヒコールを上げた。財務省の入り口は鉄格子で閉ざされ、警察が鋭い視線で見守る。学生の一人が模造紙に印刷したEU旗に火をつけて燃やすと、拍手が沸き起こった。 反緊縮転換に失望感 ギリシャ政府はその3日前、債務返済や年金・給与の支払いに充てるとして、地方自治体や公的機関に対し、余剰金を中央銀行に移管するよう求める政令を出した。これまでEUなどの支援を受けなが
古代ギリシャ史、ギリシャ神話を専門に勉強している藤村による、高校の世界史の授業ではスルーされる陶片追放の違った一面、古代美術、ギリシャ神話等の話。 一部過激な表現がございますのでご注意下さい。 第一話:http://togetter.com/li/665073
日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
印刷 関連トピックスギリシャ欧州連合(EU) 財政危機に苦しむギリシャ政府は2日、緊急閣議の後、財政赤字削減について2012年までの中途目標は達成困難と表明した。目標達成に向けて国民の危機感を喚起する狙いがあるとみられるが、難航を政府が認めたことで、金融市場の反応が懸念される。 ギリシャは約束通りに借金を返せなくなるデフォルトを避けるため、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)から融資を受ける代わりに財政再建を求められている。計画では、09年に国内総生産(GDP)比15.4%だった財政赤字を14年までに同3%以内に抑えることになっている。 これに向け、今年は同7.8%とすることを目指していたが、緊縮策で予想以上に景気が冷え込んだために税収も落ち込み、同8.5%までしか圧縮できないという。12年末も同6.5%の目標に対し、同6.8%にとどまるという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く