12月13 日本の縫製工場は無くなる Tweet カテゴリ 最近、メイドインジャパンへの注目が高まっているような印象を受ける。 衣料品関係での製造業というと、紡績と合繊メーカーを除くと、生地製造・染色・洗い加工・整理加工・縫製になる。そのどれもが存続が危ぶまれているが、中でも縫製がもっとも存続を危ぶまれている。 生地製造は比較的残れているように感じる。 先日、岡山の児島で取材をした。 児島というと「ジーンズの聖地」と言われているが、実際に残っているのは洗い加工業者がほとんどである。 織布工場はない。縫製工場もないに等しい。まれに内職として小規模な縫製を手掛けている人がいるくらいである。 その児島でも「日本国内の縫製工場は、あと10年もしたら、ほとんど無くなるんじゃないかの?」と言われている。 一つには縫製工場に若い工員が就職しないことがある。 「縫製工場工員の平均年齢は50