この1月からFacebookが提供を開始した無料のVoIPサービスは、スマートフォン時代最大級の破壊的なサービスになる可能性があると調査会社Ovumのアナリストが予言している。影響を受けるのはオペレータだけでなく、SkypeなどのVoIP専業ベンダーも無関係ではないと警告する。 Facebookが1月はじめに公開したiPhone向けの「Facebook Messenger」最新版で、ユーザー同士の音声通信を可能にするVoIP機能を導入した。VoIP機能は当初、カナダに限定して提供していたが、1月16日からサービスエリアを米国にも拡大した。 Ovumのテレコム担当アナリスト、エメカ・オビドゥ(Emeka Obiodu)氏によると、FacebookのVoIP機能は提供地域や機能面でまだまだ限定的だが、テレコム業界はこれを軽視すべきではないという。その理由として、Facebookが抱える膨大なユ