Oppoの2015年の販売台数は5000万台で、同年は世界シェア10位以内にランクインした。とはいえOppoの製品を海外、特に先進国のメディアが大きく取り上げることは多くはない。一方、ライバルともいえるXiaomiの最新モデルは、たとえ中国国内だけでの販売であっても「Snapdragon820採用」「価格はわずか3万円台」といった、派手な報道合戦が繰り広げられる。 その「安くて高性能」なXiaomiよりも、Oppoの製品が販売台数で上回ったのはなぜなのだろうか? Xiaomiは最初の製品が誕生した2011年から「価格」「スペック」を製品の特徴として強くアピールしてきた。それに対してOppoは全く異なる戦略で地道に生き残りをかけた勝負を続けてきたのだ。今回の順位の逆転は、そんなOppoの独自戦略が実を結んだものといえるだろう。 Oppoの強み、それはXiaomiの弱さであるかもしれない。つま
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