築地場外「緑のマルシェ」(中央区築地4)で2月25日、広島産カキ1万個を網焼きするチャリティーイベント「第1回 瀬戸内ひろしまカキ祭 in TOKYO」が開催される。 主催は広島県瀬戸内ひろしまかき祭実行委員会で、広島県が策定した瀬戸内の地域経済活性化を目指す「瀬戸内 海の道構想」の一環として実施。広島産カキをPRしながら、東日本大震災による三陸産カキの流通量の激減を背景にチャリティーとして開く。「困ったときはお互いさま。同じカキの産地として何としても手助けしたい」(広島県地域政策局海の道プロジェクトチーム主査・柴山勝利さん)との思いから、売り上げの一部で養殖イカダを購入して宮城県気仙沼へ寄付し、カキ生産者の復興支援に役立てる。 会場は築地場外市場が昨年から展開する復興支援土曜市「緑のマルシェ」。焼きガキ1万個を3個500円で販売するほか、カキフライ、カキ鍋、ピザカキまんじゅうなどのカキ料