神奈川県横須賀市長井の路上で3日深夜、乗用車が炎上し、車内から大人2人と子供4人とみられる計6人が死亡した火災で、大人2人は運転席と助手席で見つかり、助手席に座っていた大人が子供1人を抱えていたほか、残る子供3人が後部座席で発見されていたことが4日、県警横須賀署への取材で分かった。6人の性別は不明で、子供4人のうち、3人は幼児から小学生ぐらいとみられ、1人は体格から成人の可能性もあるという。 同署によると、車は「湘南」のナンバープレートが付けられていたが、運輸局に登録がないため、登録後に抹消されたナンバーの可能性がある。車の後部バンパー付近に、ガソリンのような液体の入った金属製の携行缶が見つかり、県警は火災との関連を調べるとともに、6人の身元の確認を急いでいる。 火災は3日午後11時5分ごろ、「車から火柱が上がっている」という近くの住民からの119番通報で発覚。現場は京急久里浜線三崎口駅か