裸にした高校生の長女を縛って自宅アパートの浴室に閉じ込め、死なせたとして、岡山県警捜査1課と岡山西署は23日、逮捕監禁致死の疑いで、母親の岡山市北区北方、無職清原陽子容疑者(37)を逮捕した。 岡山市などによると、2008年10月〜今年2月、児童相談所などに長女への虐待を疑う通報が計4回あり、遺体には数カ所のあざや皮膚の変色が見つかった。県警は過去にも虐待があった可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べる。 逮捕容疑は2月28日午後8時ごろ、県立岡山瀬戸高等支援学校1年の麗さん(16)を全裸にしてビニールひもで両手両足を縛り、約5時間にわたって浴室の洗い場に立たせて監禁。低体温症で死亡させた疑い。清原容疑者は当時、居間にいたといい、容疑については「黙秘します」と話している。 県警によると、翌日の午前1時すぎ、浴室で倒れている麗さんを見つけた清原容疑者が「娘が死んでいる」と110番。署員が駆け付