朝、目が覚めて起き上がろうと不意に体を動かした時「あ、イタタタ……! 」。首に激痛が走り、顔を動かすことが出来なくなってしまいました。このような急性の頚部痛を一般的に「寝違え」「寝違い」と言います。 目覚めて動き始めに、既に頭の位置を変えることができない、または、目覚めはなんとなく首周囲が重くだるく感じ、朝の支度をしているうちに徐々に悪化、そして頭が動かせなくなるというケースがあります。症状は、頭の位置、顔の向きに伴う、首〜肩〜背中の上部辺りの痛みです。 軽度の場合は、顔を向ける範囲が、いつもより多少狭く、動かすにつれて痛みが増していきます。重症な場合は、顔を真上へ向けて天井を見る、真下へ向けて床を見る、左右に傾ける、左右を振り向くといった動き全てが制限されてしまいます。少しでも動かすと激痛が走るようになります。 ■これはツライ! 寝違えで困ること(痛みがヒドイ場合) 朝起きようとしたが、