「SA800i」は、「子供にとってお守りみたいなものになる」。端末全体のデザインを手がけたクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏は、11月24日の発表会でこのように説明した。 キッズケータイという名称で販売される、三洋電機製のこの端末は、子供を対象とするにあたり機能を削ることなく、独自の機能を追加した。ベースとなっているのは同じく三洋製の「SA700iS」だ。 佐藤氏は幼稚園のリニューアルプロジェクトなどにも関わり、デザインの視点から新しい教育のあり方に取り組んできた。「結果的には端末をデザインしたが、僕としてはドコモの取り組みをデザインしたつもり」だと佐藤氏。 SA800iは、スペックとしては大きく見えるが、これは形状がまゆ型であるため。手にフィットして持ちやすいものを目指した。外見だけでなく、着メロや壁紙も同氏がデザインしている。 5つの機能で子供を守る SA800iの“子供を守る”