ウェブとの関係において人を世代で分けるとすると、 「1975年世代」である平野啓一郎氏も 実は梅田望夫氏の側の世代なのではないかという気がする。 梅田氏が1975年に注目する理由として p. 191 それから、インターネットの普及が一年遅れで日本にやってきた。一九九五年のことですね。そのとき、一九七五年生まれの人は、皆、一九歳か二十歳なんですね。これに数年の差があるともう感覚が違っていて、当時二十三歳だった世代というのは、新入社員として古い文化の会社にどっぷり浸かって忙しくて、ネットに触れる環境になかった場合が多い。 というのが挙げられている。 つまり「インターネットの普及がやってきたときに大学生だったかどうか」 というわけだ。 しかしネットが「やってきた」ものであるという点で すでにこの世代は「前の世代」に入るのではないだろうか。 個人的には、大きな分かれ目になるのはもう10年後の 19
オーマイニュースがこの11月、決定的局面を迎えた。引き金は、コメント欄に書き込めるオピニオン会員制度を廃止し、市民記者に一本化したことである。だが重要なのは制度の問題ではなく、この制度変更がどのようなプロセスで行われたのかということだ。 このブログに、これまでの経緯を書き留めておこうと思う。 オーマイニュース上で【ご意見募集】「この記事にひと言」欄についてが掲載されたのは、10月19日朝である。 この以前に、私はオーマイニュース編集部の平野日出木デスクから相談を受けていた。このあたりのやりとりについては、月刊誌「論座」12月号に書いた「市民ジャーナリズムは、混乱と炎上を越えて立ち上がるか オーマイニュース日本版船出の裏側」という記事で詳しく述べた。この記事は、論座のウェブサイトに掲載されている。市民記者から以下のような声が上がっているというのだ。 「記事の内容とは関係のない書き込みを何とか
110 Bishopsgate, London, UK © 2010–2022 DotsPress.com. All Rights Reserved
「ネット企業からインフラ使用料を徴収するのはおかしい」――米Googleが、日本の総務省に対してパブリックコメントを提出し、「インフラただ乗り論」に反論した。 パブリックコメントでGoogleは、「トラフィックの扱いはネットの物理層の問題であり、ISP事業者同士の競争で解決すべき。しかし、米国でも日本でも競争が不十分なため、アプリケーション層でサービスを提供するネット事業者が問題に巻き込まれている」と分析する。 動画配信など、帯域を占有するサービスを提供しているネット企業に対して、ISPがインフラ利用料を課金しようという動きもあるが、Googleは「ユーザーに対する2重課金。ユーザーはすでにインフラ利用料もネットサービス利用料も支払っている」と反論する。 ISPによっては、帯域を圧迫する特定のアプリケーションの利用を禁止する例もあるが、「アプリケーションやコンテンツは、ユーザーが自由に選べ
IPv4アドレスの枯渇は着実に進行しており、もはや遠い将来のことではなくなってきた。主要なIPv4アドレス枯渇時期予測の検討を通じ、アドレス枯渇がどこまで切迫した問題になってきているかを考える。 「IPv4アドレスの枯渇」は、一部では約10年前から問題として認識されていたものの、これまで一般にはそれほど深刻な問題とは考えられていなかった。しかし、本稿執筆時点では、IPv4アドレス全体の約75パーセントを超える割り振り率(使用率)に達し、IPv4枯渇の日がより一層現実味を帯びてきた。これにより、IPv4アドレスの配分や利用にかかわる人々にとって、何らかの対応策が求められる可能性が高くなってきたのである。 そこで、日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、これらの状況を把握し、今後JPNICとしてどのような活動をすべきかを整理するために「番号資源利用状況調査研究専門家チーム」
当記事で紹介しているVPNサービスは、以下の基準を元に選定しています。 記事執筆者が実際に利用した評価 VPNサービスを利用したユーザーの評価 VPNサービスの信頼度 価格と性能が両立できているか -「記事執筆者が実際に利用した評価」について- 記事執筆者が実際に紹介しているVPNサービスを利用してみて、おすすめできるかどうかの独自の評価を行っています。 -「VPNサービスを利用したユーザーの評価」について- 選定したVPNサービスを実際に利用したユーザーの評価をリサーチして、高い評価を受けているVPNサービスを選定しています。 -「VPNサービスの信頼度」について- セキュリティ面や知名度などでしっかりと信頼できるVPNサービスかどうかをリサーチして選定しています。 -「価格と性能が両立できているか」について- 利用する価格に対してVPNサービスとしての機能は充分なのか、コストパフォーマ
インターネット通信事業者(ISP)のぷららネットワークスは2006年3月16日,ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のトラフィックを遮断すると発表した。同社は遮断開始の時期を明確にしていないが,一部報道によれば5月ごろにも開始する模様だ。これが実現すれば,インターネット接続を生業とするISPが特定のアプリケーションの通信を公に禁止する,過去に前例のないエポック・メイキングな事例となる。 従来から,ピア・ツー・ピア(P2P)型のファイル交換ソフトはISPにとって悩みの種だった。帯域の多くがファイル交換に占有されてしまい,バックボーンへの設備投資の費用をペイできなくなる恐れがあるからである。特に,下りではなく上りのトラフィック,つまり,自社と契約しているユーザーがインターネットにファイルを公開し,ほかのISPと契約しているユーザーからのダウンロードが殺到する,このトラフィックが問題とな
なんつったって動画ですよ。 ブログとかmixi日記のようなテキストレベルのコンテンツに比べて、はるかにサーバーにかかる負荷は高いはずです。 YouTube と mixi を比較して "負荷" の話をしていて、「動画配信だから負荷が高い」と断定していますが、これは何を"負荷"とするかにもよるかなと思います。 "負荷" というと CPU load や I/O などリソースの消費っぷりを指す言葉というイメージがありますが。(一般的には違うものでしょうか?) そういう意味での負荷で言ったら、「YouTube = 動画 / mixi = テキストだから YouTube の方が負荷が高い」という断定はやや微妙です。負荷の種類が違うのです。 YouTube のシステムを見たときにその焦点になるのは、まず第一にネットワーク帯域。第二にストレージをどうしているかというところじゃないかなと思います。動画配信に
国内のIPアドレス登録管理業務を担う日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は4月3日、IPv4アドレスの枯渇に備え、IPv6への移行を促進する「提言」を公開した。 昨年12月に発足した、アドレス枯渇を調べる専門家チームによる予測などをまとめた上で、ISPやサービス事業者、ユーザー向けに具体的に提言した。 IPv4アドレスの枯渇時期については2009年から2016年までの間でいくつかの説があり、確定は難しいが「数年から10年の範囲で枯渇すると考えられる」とした。国内分は古い割り当てに未使用空間があり、これを有効利用すれば枯渇時期を若干延ばせるという。 枯渇対策としてIPv6に移行することになるが、枯渇前後にはIPv6未対応ホストとIPv6のみ対応する新規ホストとの間で通信ができない現象が発生する懸念がある。このため新規ホストがIPv4ホストにアクセスできるようにする何らかの
現在のインターネットの運営に不可欠なIPv4アドレスは、 世界的にインターネットの利用が盛んになり始めた1990年代中盤から、 近い将来全てのアドレスを使い尽くして枯渇してしまう日が訪れることが指摘され、 これを受けてIPv4アドレス枯渇の解決を含む新たなバージョンのインターネットプロトコル、 IPバージョン6(以下IPv6)の開発が始まりました。 IPv6は機器への実装やネットワークへの適用も少しずつ進んできているところですが、 昨年IPv4アドレスの枯渇があと数年で訪れるとする研究結果が複数提示され、 IPv4アドレス枯渇が急激に現実味を帯びるところとなっています。 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)ではこのような状況を精査することを目的に 2005年12月に有識者による専門家チームを設立し、 その専門家チームにおいて検討を重ねて参りましたが、 今般その検
不思議な議論だ.地方の零細プロバイダって,まだあるんだっけ.あってもインフラは大概アウトソースしてるよね.テレホーダイとかフレッツとかブロードバンドとかで潰れるべき零細プロバイダはとうの昔に潰れて名前だけプロバイダのまま顧客管理業に徹してるんだから,誰も困らないのですよ.技術革新についても,WDMの波長多重数であれルータの処理能力であれ,すごく困るほど低迷している訳ではない.京都議定書との絡みで,消費電力をどうするとか細かい問題はあるけどね.だいたい,インターネットはもともとベスト・エフォートというくらいで,パイプのどこかが詰まったところで遅くなるだけのことだ.*1 いまさら従量課金なんか,どこもやらないでしょう.面倒だし,みんなが一斉にやらないと従量課金に移行した事業者から顧客が逃げるだけだし,一斉に従量課金にシフトしようものなら,独占禁止法に抵触してしまう.よしんば苦しいキャリアが何社
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く