就職を考え始めた学生に読んで欲しい〜関大専攻横断型講義「デジタルとグローバルの時代に音楽を担う人たちに僕が伝えたいこと」講義録 radikoを作った三浦教授からの依頼 関西大学で教鞭を取られている三浦文夫さんとは、20年以上のおつきあいになります。電通時代に、関西の放送局を取りまとめて、radikoというサービスを作り上げた方です。広告業界の方に時折見受けられる、上から目線や、頭でっかちな捉え方ではなく、音楽ビジネスを等身大で捉えて、構造的に理解されていることは、著書『少女時代と日本の音楽生態系』を読めばよくわかります。2012年の本ですが、日米韓の音楽ビジネスを文化、ビジネス両面で整理している名著で、今でも僕はセミナーなどで推薦しています。 信頼している三浦さんから講義のご依頼をいただいたので二つ返事で引き受けました。事前打ち合わせは谷中のレコードをかけてくれる音楽バーと、天ぷら「福たろ