ブックマーク / note.com/yamabug (28)

  • 就職を考え始めた学生に読んで欲しい〜関大専攻横断型講義「デジタルとグローバルの時代に音楽を担う人たちに僕が伝えたいこと」講義録|山口哲一:エンターテック✕起業

    就職を考え始めた学生に読んで欲しい〜関大専攻横断型講義「デジタルとグローバルの時代に音楽を担う人たちに僕が伝えたいこと」講義録 radikoを作った三浦教授からの依頼 関西大学で教鞭を取られている三浦文夫さんとは、20年以上のおつきあいになります。電通時代に、関西の放送局を取りまとめて、radikoというサービスを作り上げた方です。広告業界の方に時折見受けられる、上から目線や、頭でっかちな捉え方ではなく、音楽ビジネスを等身大で捉えて、構造的に理解されていることは、著書『少女時代と日音楽生態系』を読めばよくわかります。2012年のですが、日米韓の音楽ビジネスを文化、ビジネス両面で整理している名著で、今でも僕はセミナーなどで推薦しています。 信頼している三浦さんから講義のご依頼をいただいたので二つ返事で引き受けました。事前打ち合わせは谷中のレコードをかけてくれる音楽バーと、天ぷら「福たろ

    就職を考え始めた学生に読んで欲しい〜関大専攻横断型講義「デジタルとグローバルの時代に音楽を担う人たちに僕が伝えたいこと」講義録|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2024/02/29
    「入社前から、「何を手に入れるのか」に意識的であることが、20代の貴重な時間を無駄にしない方法」
  • 東京都同情塔から感じる「純文学の力」と電子出版を読んで知りたくなる適切な著者印税|山口哲一:エンターテック✕起業

    純文学作品でのAI利用という目新しさ 芥川賞作品を受賞直後に読むなんて、何十年ぶりでしょう。父親は文藝春秋を毎月買っていたので、中学生の頃から読んでいました。村上龍『限りなく透明に近いブルー』は衝撃的でした。三田誠広 『僕って何』池田満寿夫 『エーゲ海に捧ぐ』高橋三千綱 『九月の空』などは記憶に残っています。子供の頃からを読む方でしたが、高校生以降は、小説の世界観に浸るような読み方よりも、人文学系の新書を読んで視野を広げる方に興味が向かい、新しい作家の小説を追いかけることはなくなり、そのままでいました。 今回、『東京都同情塔』を読もうと思ったのは、Facebookでのフレンドの皆さんの話題の仕方が気になったのと、著者がインタビューで「ChatGPTのような文章生成AIを駆使して書いた」「全体5%ぐらいは生成AIの文章をそのまま使っているところがある」と述べていることに注目したからです。発

    東京都同情塔から感じる「純文学の力」と電子出版を読んで知りたくなる適切な著者印税|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2024/02/23
    ほんと音楽の印税の比較。
  • J-popの価値を「外国人目線」でとらえよう!インドネシアでマックの売上に貢献だってよ!|山口哲一:エンターテック✕起業

    非常に興味深い記事でした。インドネシアでマクドナルドの「CMソング」として、J-popライクな楽曲を日語歌詞で作られ、話題になり、ハンバーガーへの好感度も上がり、売上111%以上アップしたというニュースです。 「Nihon No Fureeba」(日のフレーバー)というタイトルで、最後まで字幕含めて日語で展開されているこの動画、「未翻訳の広告」と題され、国の字幕もなしでリリースされているそうです。 まずは、動画を観てください! どう感じましたか? この広告を手がけた「0Leo Burnett」社のRavi Shanker氏の「インドネシアでは日のポップカルチャーが大人気で、みんな意味が分からなくてもJ-popソングを聴いたり歌ったりしている」 という記事内のコメントからも、いわば確信犯的に、「日ライク」なクリエイティブで押し切っていることがわかります。 サウンド感、「Aメロ⇒B

    J-popの価値を「外国人目線」でとらえよう!インドネシアでマックの売上に貢献だってよ!|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2023/09/26
    インドネシアでのJPOP。興味深い。
  • エンターテック起業ネタ帳〜「ファスト映画クリエイターネットワーク」事業|山口哲一:エンターテック✕起業

    「エンターテック・エバンジェリスト」を名乗り、書籍出版や、セミナーの企画、大学での客員教授などもやり、起業家と伴走して新規事業を創出するスタートアップスタジオの代表が業ですから、エンターテインメント関連で事業アイデアを思いつくことは無数にあります。社内でディスカッションし、その領域に詳しい人に意見を伺ったりして、構想を練りますが、CEOをやる起業家が見つからないと、そのまま事業案は宙に浮いてます。プロジェクト化前もしくは、検証途中で頓挫した事業アイデアを、noteに公開してくことにしました。起業を考える人のヒントになれば嬉しいです。斬新さがどこまであるかはわかりませんが、エンタメ領域のエキスパートを自認している以上、実現性や市場性などには一定のリアリティを持っています。「それやりたい!」という人がいたら、連絡ください! また、このnoteを読むことで新たな事業アイデアを生み出すきっかけに

    エンターテック起業ネタ帳〜「ファスト映画クリエイターネットワーク」事業|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2023/08/15
    鋭い事業。ファスト映画は収益化できれば良いけど。
  • 慶應の講義で語った「昭和のキャリアプランを語るオトナのノイズに気をつけろ!」|山口哲一:エンターテック✕起業

    慶応大学「エンターテインメント・コミュニケーションズ論」講座 慶応大学で学部横断型で行われている「エンターテインメント・コミュニケーションズ論」という講座にお声がけをいただきました。音楽事業者協会とNexToneによる寄付講座だそうです。中井さんと荒川さんがやられて、知己がたくさん講師をしていたので、何となく身内感はありつつも、初対面の大学生の前で話をするのは緊張するものです。 エンターテック・エバンジェリストを名乗っているので、講演、登壇のお誘いはできる限りお受けするようにしています。最近、20代向けの機会で必ず話すのが「キャリアプラン戦略」についてです。昭和世代とは全く違っていますし、10年前とも違います。その意識を持ってもらって、無責任のオトナたちのアドバイスに惑わされないように警笛を鳴らすのは重要かなと。日の国力が下がり続けていることへの世代的な責任感を勝手に感じていたりします。

    慶應の講義で語った「昭和のキャリアプランを語るオトナのノイズに気をつけろ!」|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2022/11/20
    これからのコンテンツ業界のキャリア論。
  • VIPOアカデミーで語った「アフターコロナの音楽ビジネス」2022|山口哲一:エンターテック✕起業

    VIPO(映像産業振興機構)は、映画・放送・アニメ・マンガ・ゲーム音楽・キャラクター・出版などの日のコンテンツ産業の国際競争力の強化を推進し、日経済の活性化に寄与することを目的に、2004年に設立されたNPO法人です。経済産業省の助成金の窓口になることも多く、以前から、様々なシチュエーションでお世話になる団体です。 多岐にわたるセミナーも開催していて、講師の依頼をいただくこともあります。 今年も、コンテンツ業界の「攻略セミナー」として音楽ビジネスについてお話させていただきました。これまで起きてきたことを学んでも受講される方に意味がないのかなと思い、現在から近未来を観て、音楽ビジネス生態系の構造変化についてお話をさせていただきました。このnoteでもその内容をシェアします。 音楽ビジネスの定義確認 冒頭はこんな風に始めてみました。大切なのは音楽家であり、作品です。それをユーザーにどのよ

    VIPOアカデミーで語った「アフターコロナの音楽ビジネス」2022|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2022/01/13
    これからの音楽ビジネスの基本。
  • 独断的エンターテック近未来予見〜アフターコロナの課題|山口哲一:エンターテック✕起業

    2012年から毎年元旦に【独断的音楽ビジネス予測】を書いてきました。マクロ的視点で、世界の音楽界のトレンドから「今年起きること」を予測してきたのですが、その間、日音楽業界はデジタル化を先送りして手を打たないまま、長期低落を続けています。 気が付けば、「世界で一番デジタル化が遅れた国」になっています。 そして、コロナ禍で最もダメージを受けたのが音楽業界です。デジタル化が遅れていることもダメージが大きい要因のなのですが、危機的な状況に陥った機会を、DXの好機に変えたいですね。 2022年の音楽業界の年間予測を行うことに意義を感じないので、エンターテインメント✕テクノロジーという観点で、数年タームで日人が行う「べき」ことについてまとめていきたいと思います。テーマは変わっても「独断的」であることは相変わらずなのでご了解ください デジタルファーストの徹底 もう言うまでもないことで、わかっている

    独断的エンターテック近未来予見〜アフターコロナの課題|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2022/01/03
    このあたりは、前提として押さえておきたいところ。
  • 音楽マーケティングブートキャンプ第一期で僕が学んだこと〜5つのキーワード|山口哲一:エンターテック✕起業

    音楽マーケティングブートキャンプが10月31日に成果発表会を行って、修了しました。4ヶ月強の期間で大きな成果がありました。大げさではなく、日音楽界のDXの夜明けを感じることができた高揚感があります。 やっと訪れる日音楽界のDX 僕自身にとっても学ぶことが多い場でした。セミナーの企画・オーガナイズをする一番のベネフィットは、実は自分が勉強になることだったりします。重要と思う課題を取り上げ、トピックごとに最適と思われる講師に依頼をする。僕の場合はモデレーター役をやることが多いので、予習して流れをイメージしたりします。そのうえで、講義を聞いて、受講生の反応も受けながら改めて考えることでたくさんの発見があります。 音楽のデジタルマーケティングについて日語話者では最高と言える講師陣をお招きすることができたのは誇りです。みなさん日音楽界に危機感を持っている「同志」なのでしょう。快く引き受

    音楽マーケティングブートキャンプ第一期で僕が学んだこと〜5つのキーワード|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/11/19
    メタデータ、ユーザー行動データ、リコメンドアルゴリズムとの向き合い、エディトリアルリコメンド、コンテンツマーケティングの5つが大事。
  • 小山田圭吾五輪開会式楽曲制作辞任に際しての私見。それでも音楽は素晴らしいと言いたい|山口哲一:エンターテック✕起業

    大きなニュースでした。。僕は小山田圭吾/Corneliusと仕事をしたことはありませんし、東京五輪ともビジネス的な関わりはありませんので、特に何か発言する立場にはありません。ただ、音楽やアーティスト関わる仕事を長年してきた者の一人として、日音楽業界の末席にいる立場から、また、音楽に関わり続ける人生を生きている者として、無事に開会式が終わったところで、一連の騒動を通じて書き留めておきたいことがあります。 「作品」は誰のものか? 件では東京五輪に関わるという意味で不適格という議論でした。ネットを中心に世論が動いて、プレッシャーを掛け、辞任に至ったという経緯については、特に言いたいことはありません。憤る皆さんの気持も当然だし、「辞任」というのが、日らしいバランス感覚なのかもしれません。辞任だけでは足らないという方もいらっしゃることでしょう。 ただ、確認したいと思うのは、「作品自体には罪は

    小山田圭吾五輪開会式楽曲制作辞任に際しての私見。それでも音楽は素晴らしいと言いたい|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/07/25
    「ほとんどのものはその間のグラデーションです。善い人悪い人みたいな二元論は表現から最も遠い浅薄な見方です。特に作品を表現として発表するというのは、時に人間の善と悪の奥の襞に触れるような作業」
  • これから10年間、音楽で稼ぐには?「職業作曲家3.0」を提唱します。|山口哲一:エンターテック✕起業

    音楽ビジネスの生態系が構造的に大きく変わっていることは、このnoteに様々な形で書いてきました。稿では、作編曲家などクリエイターサイドの音楽家にとっての意味をまとめたいと思います。日はデジタル化が世界で一番遅れた国(約6年位遅れているイメージ)なので、日仕事をしていると見落としがちなのですが、ぼんやり過ごしているととんでもないことになります。既に音楽で生計を立てている作編曲家にも、これから音楽を始めたいという人にも、もちろんアーティストにも知っておいてもらいたい内容です。 まずは、現状を正確に把握しよう 「山口ゼミ」というプロ作曲家育成プログラムを2013年1月から行い、受講生は500人以上となり、修了生によるクリエイターチーム「Co-Writing Farm」メンバーも150人以上になりました。僕はセミナーでは、タブー無く音トークをする方針なので、著作権や音楽ビジネスについても

    これから10年間、音楽で稼ぐには?「職業作曲家3.0」を提唱します。|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/07/21
    “LAでは既に、作曲家は音楽出版社にデモを持ち込まないし、アーティストはA&Rに楽曲を求めないという流れになっている”
  • 旧譜比率が2/3を占めたアメリカ音楽市場。サブスクが変える音楽生態系にどう向き合うのか?|山口哲一:エンターテック✕起業

    大きな意味のある記事でした。サブスク型ストリーミングサービスが音楽消費の中心になることで、録音原盤ビジネスの構造に様々な変化を与えています。 サブスクが与える最大の影響は新譜旧譜比率の変化 マス・メディア発信からからプレイリストや口コミのプロモーションに主軸が移ったことや、アルバムという単位の価値が薄れ、1曲毎のリリースが効果的になり、REMIXやフィーチャーリングなどの音楽家同士のコラボが重要になるなど、影響はいろいろあるのですが、僕は、新譜旧譜比率の変化が、最も影響が大きいと以前から指摘してきました。 CD(Physical)が中心だった時代は、レコード会社の売上の9割が1年以内に発売された作品でした。過去にレコーディングされた作品を「新譜」にするために、ベスト盤やコンピレーションアルバムが編成リリースされていた訳です。Spotifyのプレイリストは、それ自体がコンピアルバムみたいなも

    旧譜比率が2/3を占めたアメリカ音楽市場。サブスクが変える音楽生態系にどう向き合うのか?|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/07/18
    “1)ユーザーに支持された名曲は長く収益が上がる2)新作や新人アーティストへの投資回収に時間がかかる”
  • BTSvs日向坂48では無く、ビルボードとオリコンの盛衰から見る「ヒット曲」の変化と「次」への視点|山口哲一:エンターテック✕起業

    6月7日のビルボードジャパンHOT100で、CD売上50.4万枚の日向坂46『君しか勝たん』を抑えて、BTSの『Butter』が1位になったことが話題になっています。 4〜5年前までは、メディアもネットユーザーもランキングといえば、オリコンのことしか話題にならなかったのに、ビルボードJAPANの存在感が大きくなったんだなと感慨深く思いました。音楽ランキングのこれまでの経緯と意義について「ヒット曲」の構造的な変化という視点で書いてみたいと思います。 「ヒット曲」の基準値だったオリコンシングルランキング まず、指摘したいのは、オリコンではなくビルボードのチャートが話題になっていることです。日では長らくメディアもファンもヒット曲といえば、「オリコン」でした。 パッケージの売上データに注力するオリコンに対して、Billboard Japanを運営する阪神コンテンツリンクの皆さんが磯崎さんを中心

    BTSvs日向坂48では無く、ビルボードとオリコンの盛衰から見る「ヒット曲」の変化と「次」への視点|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/06/08
    オリコンは終わってくさいな。もはや。
  • 意識の高い作曲家達とパネルをやったらJASRAC会員は得だよって話だった!?でも、もう変えないとヤバい日本の音楽出版権|山口哲一:エンターテック✕起業

    オンラインでのトークイベント、セミナーをやる機会が増えました。4月も、プロ作曲家育成「山口ゼミ」をやらせてもらっている東京コンテンツプロデューサーズラボから、宣伝も兼ねた無料イベントやってくださいと言われて、どうせなら刺激的な話をしようかなと、ビジネス意識の高い作曲家2人と、弁護士が業の兼業作曲家と3人でオンライントークイベントをやりました。イベントタイトルは「ヒキ」が大事かなと思って「JASRAC会員って損なの得なの?」にしてみましたが、予想以上にたくさんの人が集まってくれました。 冒頭20分間で著作権ビジネスミニ講座もやています。「山口ゼミ」でプロ作曲家志望者向けに行っている内容をベースにお伝えしました。基礎的な知識を押さえた上で、作曲家にとっての課題についても提示しています。 業界で当たり前となっていることを言語化して確認するのは意味があるのかなと思っています。デジタル革命で、音楽

    意識の高い作曲家達とパネルをやったらJASRAC会員は得だよって話だった!?でも、もう変えないとヤバい日本の音楽出版権|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/05/20
    音楽の出版権について。頭の中に叩き込んでおこう。
  • 「破壊的な構造変化が起きている今、音楽に携わる人が知っておくべきこと」をニューミドルマンコミュで話し合います|山口哲一:エンターテック✕起業

    「破壊的な構造変化が起きている今、音楽に携わる人が知っておくべきこと」をニューミドルマンコミュで話し合います デジタル時代の音楽ビジネスについて実践的に情報共有を続けているコミュニティ「ニューミドルマンコミュ」は、毎月2回ZOOMでイベントを行っています。 新年度ということで、原点に帰って、音楽ビジネスの構造変化をテーマに4月5月と2回続けて行うことにしました。4月9日の内容について紹介します。 まずは、拙著『新時代ミュージックビジネス最終講義』の2021年UPDATE版ダイジェストみたいな感じで、僕が概要を話しました。 一枚のシートにまとめるとこんなことになりました。文字だらけですが、デジタル化でぜんぶ変わったよ。とうことですね。その変化を一言でいうと、 個へのパワーシフトということになります。 その上でまずは「音楽ビジネスとは?」その定義を投げかけました 当たり前のことですが、実際に音

    「破壊的な構造変化が起きている今、音楽に携わる人が知っておくべきこと」をニューミドルマンコミュで話し合います|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/04/20
    音楽以外のコンテンツ業界へも必ず波及するので、憶えておこう。
  • MPA研究会で話しちゃった「日本の音楽出版ビジネス(著作権)の矛盾と課題」|山口哲一:エンターテック✕起業

    昨年の12月のことですが、日音楽出版社協会(MPA)の「ビジネスモデル研究会」で講師を依頼を受けました。僕のPodcastを聞いてくれている方がいたそうです。嬉しくなって、いつもの調子で「当のこと」を喋ってきちゃいました。 僕も一応、音楽業界人の端くれで、音制連での理事経験(8年間!)もあるので、お行儀よくしなきゃいけない時と場合はわかっているつもりです。MPA新会長の稲葉さんは友達だし、余計なことを言い過ぎないようにしようと最初は思っていたのですが、根は正直者なので、準備会とかで話しているうちに、これまで音楽業界内ではハバカられるかもしれないことを喋ってしまいました。1ヶ月経って、誰からもおトガメの連絡もないので、業界内の変化と勝手に受け止めて、その時の内容をnoteでも公開しようと思います。 こんなアジェンダでお話をしました。デジタルコンテンツ白書から引用した一般的な内容もあります

    MPA研究会で話しちゃった「日本の音楽出版ビジネス(著作権)の矛盾と課題」|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/01/27
    音楽出版ビジネスの問題点。
  • noteを5ヶ月間毎日更新した感想。続けるための秘訣公開|山口哲一:エンターテック✕起業

    noteを8月中旬から格的に更新を始め、8月は20だったのですが、9月からは37、33、39、39と快調に1日1以上のペースで更新できています。秘訣は大げさですが、そのやり方を公開します。 エンターテックエバンジェリストと名乗った時から、パーソナルメディアで継続的な発信を行うのは必須な活動だと自覚しています。 ニュースキュレーションを軸にしたメールマガジンを週イチで出し続けるのはやっています。まぐまぐの創業チームと縁があり、そのカルチャーが好きだったこともあって、テキストのみのメルマガを2013年秋から続けています。去年はpodcastにも挑戦しようと思って、2月からやはり週イチでの配信をRADIOTALKアプリから配信しています。 blogだけは、なかなか書けずに年に10〜20程度でした。noteはアカウントを作っていたのですが、フロー的なSNSが中心になっているインター

    noteを5ヶ月間毎日更新した感想。続けるための秘訣公開|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/01/23
    自分も参考にしよう。
  • 新成人に贈る言葉「オトナはだいたい間違える」、自分の感覚を信じてインディペンデントに生きて欲しい!|山口哲一:エンターテック✕起業

    2021年の成人の日ですね。2000年生まれを中心としたまさにZ世代の新成人に贈るメッセージを書きたいと思います。 これは、2018年に順天高校のGlobal Weekで呼ばれた時にしたお話を下敷きにしています。ちょうどあの時に高校生だった彼らも新成人になります。2000年生まれですよね。1999年が終わる時に歴史の中に自分がいるなと思った記憶があるのですが、時代はどんどん進んでいきますね。 実は順天高校からの依頼は「音楽ビジネスについて話してください」というようなざっくりしたもので、気楽にお受けしたのですが、10日位前に資料を作り始めて、テーマを変えるべきだと思いました。僕の「得意技」で言うと、「音楽業界外の人に音楽ビジネスの構造を説明」したり、「海外の人に日市場の特殊性を話し」たり、「旧世代の音楽ビジネスを知っている人にデジタル革命の変化の凄まじさ」をわかりやすく話したり、みたいなこ

    新成人に贈る言葉「オトナはだいたい間違える」、自分の感覚を信じてインディペンデントに生きて欲しい!|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/01/14
    コンテンツ業界の今後の展望。
  • 「真夜中のドア」Spotifyバイラルチャート世界一位の「快挙」で、次に打つべき手は?|山口哲一:エンターテック✕起業

    年末のニュースだったせいで、少し薄まってしまった感がありますが、1977年にリリースされた日の楽曲が、ユーザーのオーガニック(自然発生的)なパワーで世界的なヒット曲になったというのは、まさに奇跡的な快挙です。特に、Spotifyのバイラルチャートは、シェアやお気に入りなどの、ユーザーの行動を基準にしたチャートですから、アーティストの知名度に左右されずに、純粋に楽曲に対する興味関心を表しています。世界一が2週間以上続くって、、、、もう言葉を失うすごいことですね。 「シティポップの世界的人気」の初の定量的情報 日の「シティポップ」が世界で人気というのは、3年くらい前から噂にはなっていました。ところが、meme的なクリエイターのリミックスの盛りあがりなど、興味深い定性的な情報はあっても、これという決め手の情報に欠けていました。僕は経済産業省のデジタルコンテンツ白書の編集委員を務めていて、白書

    「真夜中のドア」Spotifyバイラルチャート世界一位の「快挙」で、次に打つべき手は?|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2021/01/05
    全カタログを出すべし。
  • メディアの皆さん!「楽曲所有権」という言葉はありません!著作権や原盤権が債権化しやすい時代に、音楽ビジネスを経済視点で正しく理解して報道してください!|山口哲一:エンターテック✕起業

    またまた出ました「楽曲所有権」。前回、Taylorの記事の時に、説明したのですが、届いて無いんですね(T_T) 意味不明で音楽ビジネスでは使われることがない言葉「楽曲所有権」がメディア上に出回っています。楽曲そのもの、著作権に纏わる権利は、楽曲の著作権もしくは、「音楽出版権」という言葉があります。レコーディングした音源については、「原盤権」という言葉を使います。原盤権については、国によって、法律の細かい立て付けや、ビジネス慣習が違いますが、録音した音をどのように活用してお金にするかという基は変わりません。 原盤権のことかなと思って英語でぐぐってみたら、ユニバーサル音楽出版が、ボブ・ディランの「Song Catalog」を買ったと書いてあるので、これは著作権(音楽出版権)でしょうね。それにしても、何故「Song Catalog」を「楽曲所有権」と日語にするのは当に理由がわかりません。ざ

    メディアの皆さん!「楽曲所有権」という言葉はありません!著作権や原盤権が債権化しやすい時代に、音楽ビジネスを経済視点で正しく理解して報道してください!|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2020/12/09
    分かりやすい現代の音楽出版権の説明。
  • [音楽ビジネスの学校2020レポート:5]宇多田ヒカル、いきものがかりの宣伝プロデューサーが語る「聴かせるマーケティング戦略とコンテンツストーリーの重要性」|山口哲一:エンターテック✕起業

    音楽ビジネスの学校2020レポート:5]宇多田ヒカル、いきものがかりの宣伝プロデューサーが語る「聴かせるマーケティング戦略とコンテンツストーリーの重要性」 第五回のゲスト講師は、ソニーミュージックの梶望さんにお願いしました。日のレコード会社では宣伝マンに対して「メディア担当」との対比で「アーティスト担当(アー担)」と呼び、あまり「宣伝プロデューサー」という言葉は使わないのですが、梶さんは間違いなく、音楽分野で日一の宣伝プロデューサーです。宇多田ヒカルがデビュー以来在籍した東芝EMI(現ユニバーサルジャパン)からソニーミュージックに移籍する時に、一緒に転職しています。制作担当がアーティストと一緒にレコード会社を移る例は珍しくありませんが、宣伝担当の移籍は記憶にありません。それだけ、アーティストからも信頼され、会社からも実績が評価されたのでしょう。今回の「音楽ビジネスの学校」でも迷わず講

    [音楽ビジネスの学校2020レポート:5]宇多田ヒカル、いきものがかりの宣伝プロデューサーが語る「聴かせるマーケティング戦略とコンテンツストーリーの重要性」|山口哲一:エンターテック✕起業
    mitarase
    mitarase 2020/11/30
    “サブスクマーケットにおいては パーソナライズと時間さえ制すれば デジタルだけで完結するヒットは作れる ”