県は2日、滝沢村滝沢葉の木沢で見つかったカルガモの死骸から、H7亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内で野鳥の死骸から同ウイルスが検出されるのは初めて。同ウイルスが高病原性か低病原性かが判明するまでに1週間ほどかかる見通しだ。同村と盛岡市の一部は環境省により野鳥監視重点区域に設定され、県職員らが監視に当たる。県内の養鶏場も調査し、警戒を強める。 県によると、2月29日に住民からカルガモ2羽が死んでいると通報があり、県中央家畜保健衛生所の職員が死骸を回収。簡易検査で陰性となったが、精密な遺伝子検査で2日、1羽から高病原性の恐れがあるH7亜型ウイルスが検出された。 病原性の高低を判別するため、北海道大に検体を送付。確定検査には数日から1週間程度かかる。低病原性の場合、養鶏場の鶏には感染しないとされる。低病原性ウイルスがふんから検出されることは本県でもあるが、環境省は危険性が
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