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2013年1月10日のブックマーク (1件)

  • (本)平野啓一郎「私とは何か 『個人』から『分人』へ」|まだ仮想通貨持ってないの?

    小説家、平野啓一郎さんのコミュニケーション論。これかなり面白いです。救われる人が多そうな一冊。読書メモをご共有です。 「分人主義」のススメ ・すべての間違いの元は、唯一無二の「当の自分」という神話である。そこで、こう考えてみよう。たった一つの「当の自分」など存在しない。裏返して言うならば、対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「当の自分」となる。 ・「分人」という造語について、別に、従来のキャラとか仮面といった言葉で十分じゃないかという指摘を何度か受けた。しかし、キャラを演じる、仮面をかぶる、という発想は、どうしても、「当の自分」が、表面的に仮の人格をまとったり、操作したりしているというイメージになる。問題は、その二重性であり、価値の序列である。 ・人間には、いくつもの顔がある。—私たちは、このことをまず肯定しよう。相手次第で、自然とさまざまな自分になる。それは少しも後ろめたいこと

    mittyu
    mittyu 2013/01/10
    小説「ドーン」で出てきてた考え方で、とても気になっていた。「モード性格」論でも同じようなことが論じられていたので、比較しながら読みたい。