愛知県で304人食中毒 総菜会社を営業禁止に 名古屋市は12日、総菜製造会社「万代」(同市昭和区)が調理し、愛知県内の5社に配達したすしやサンドイッチなどを食べた10~60代の計304人が、下痢や嘔吐など食中毒症状を発症したと発表した。 15人が一時、入院したが、いずれも快方に向かっている。昭和保健所は12日、食品衛生法に基づき、万代を営業禁止処分とした。名古屋市は原因を調査している。 市によると、同社は2日に調理したすしやサンドイッチなどを5社に配達。研修や新人歓迎会などに出され、計566人が食べた。この日は他の複数のグループも同様の食品を食べており、市は発症者がいないか調べる。