スティーブ・ジョブズCEOによるWWDCキーノートスピーチのあと、マスコミ向けに公開されたハンズオンにて、iPhone 4をいちはやく触ることができた。写真をまじえつつ、その速さや注目のRetinaディスプレーの印象などをレビューする。 ハンズオンのステージはWWDCキーノート会場の裏に設置されており、1テーブルにおよそ6台程度、合計で20台程度が自由に触れる状態で設置されていた。発表当日からデベロッパー向けにiPhone OS改めiOS 4のGM版(製品候補版)がダウンロード開始ということもあって、開発版のような不安定な挙動や、レスポンスの悪さなどは感じられない。 まず誰が触っても気付くのは、iPhone 3GSに比べての速さだ。ブラウザーのスクロール、画面回転、拡大縮小といった全てのレスポンスが、iPadと少なくとも同等、ひょっとするとそれ以上という速さで動く。これにはアップル謹製のA