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2019年9月24日のブックマーク (1件)

  • 「国民であっても日本人ではない」という帰化人のアイデンティティーの葛藤

    <日とは違う民族的ルーツをもつ新しい日人である「帰化人」を、日社会は受け入れる心構えがない> 24年以上の歳月にわたって、異国の地で暮らすとはどのようなものなのか。毎日毎日、朝起きて、その国の言語で暮らし、その社会の問題を考え、そして向き合い、知識や技術を身に付け、時には、そよ風の中で公園を散歩し、テレビを見て笑い、積極的に社会参加をするなど、その国の一員だと自覚させられる全てをすることだ。 しかし時折、現実は揺るぎない真実を突き付けてくる。それはあなたがこの国の人たちの一員ではないこと、そして彼らも、あなたを彼らの一員とは認めていないということだ。たとえ、その国の国籍を取ったとしても。これは遠い国の話ではない。現代日の帰化人の話である。 帰化人とは、日国籍取得者のこと。行政手続きなどの場合、正式には「帰化者」という。これはあまり聞こえのいい言葉であるように思わないのだが、数年前

    「国民であっても日本人ではない」という帰化人のアイデンティティーの葛藤