今年は、割とラノベを読んでいるが、かなりの部分が、過去作の再読だったりする。あとは、いくつかシリーズ読みとか。 夏以降、新刊は積んで、古い作品ばっかり読みふけっていた。どれを入れるかに、けっこう迷った。 おかげで、割と簡単にラインナップ決定。 10位 荻原規子『RDG レッドデータガール:氷の靴 ガラスの靴』 シリーズ全体の評価。久しぶりに、シリーズ通しで再読。ついでに、スピンオフの本作にも、手を出す。 本編は、泉水子の世界が、巻を追うごとに広がっていくのが楽しい。そして、「人間世界遺産」をめぐる攻防。続編に当たる本書は、深行や真響視点から。前半は、深行視点から見た本編。余裕ぶっこいてるように見えるが、なかなか苦労していた深行。泉水子も、深行も、めんどくさい子だった。 後半は、真響視点。忍者団の後継者問題。神霊と縁遠くなった忍者軍団では、なかなか難しい。で、いろいろと海外から攻め込まれたり