盛山文科大臣の不信任決議案は否決も…教団系の機関誌が毎月 盛山氏側に 国会では、盛山文部科学大臣の不信任決議案が採決され、与党などの反対多数で否決されました。ただ、盛山…
東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 震災後、一時的に更新を取りやめていた「日経Automotive Technology雑誌ブログ」を本日より再開させていただきます。今回の震災では、地震、津波、そして原子力発電所の問題と多くの困難が重なっており、それらはいまだ解決できていません。しかし、自動車産業に関わる方にとって、少しでも正確な情報を届けていくことが私たちの使命と思っており、基幹産業となる自動車産業を支える一助となるべくこれからも取り組んでまいります。 現在、自動車メーカーの完成車生産はようやく再開したばかりです。ホンダは4輪車工場で4月3日まで生産を休止していますが、トヨタ自動車は3月28日から堤工場とトヨタ自動車九州でハイブリッド車の生産を再開しました。また、日産自動車も在庫の部品を利用して完成車
東日本巨大地震で深刻な被害を受けた自治体を支援するため、東京都が「復興宝くじ」を発行する方針であることが29日分かった。 都が発行している「東京都宝くじ」の枠を被災地の自治体に譲る形で、約10億円を見込む収益を災害復興に充ててもらう考え。支援先は甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県を想定しており、早ければ今夏にも実施するという。 自然災害の復興目的に発行される「復興宝くじ」は、これまでに1995年の阪神大震災と2004年の新潟県中越地震の例があるが、直接、大きな被害を受けていない自治体が別の自治体のために復興宝くじを発行するのは初めて。 都では、被災地に財政的支援ができないか検討していたが、地方財政法は他の自治体の経費負担など直接的な財政支援を禁じているため、他の手段での支援ができないか模索していた。
2011年03月29日18:57 カテゴリ本法/政治 失敗の本質 私がツイッターで紹介したら、アマゾンで26位になった。品切れで読めない人も多いと思われるので、簡単に内容を紹介しておこう。 本書は防衛大の教官と野中郁次郎氏が日本軍の組織としての欠陥を分析した、戦略論の古典である。その特徴を戦争と今回の原発事故を対比して紹介すると、戦力の逐次投入:戦略目的が曖昧なため戦線の優先順位が決まらず、兵力を小出しにして全滅する――最初から海水を注入すれば炉内の圧力上昇を防げたかもしれないのに、1日遅れでベントを始め、水素爆発してから海水注入を始める。 短期決戦のスタンドプレーを好む指揮官:太平洋戦争は「敵を一撃でたたけば戦意喪失して降伏する」という主観的な見通しで開戦した――原発事故の起きた翌日に首相が発電所に乗り込んで、ベントが6時間遅れた。 補給を無視した人海戦術:太平洋戦争の「戦死者」300万
pixivでもっと見やすい形で投稿したので、見れる方はこちらで。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 今回の震災で、見かけた記事を元にマンガを描きました。 震災発生後、あまりに悲しいニュースが雪崩のように入ってきましたが、 下に添付した記事を見つけて、その文章をもとに、何か伝えなければいけないと思うようになりました。 震災で亡くなった人、行方不明の人、2万に届くかという数ですが、その犠牲者一人ひとりが 私たちと同様に人生の物語を持ち、亡くなる瞬間、引き裂かれんばかりの願いを天に託したのだと思います。 このマンガでは、最後のコマに、お母さんのセリフが入る予定でした。「お母さん、さとしを守ってくれてありがとう」 でも、多分、本当の遺族のお母さんは、こんなこと言えないと思いました。 感動する話で終わらせることもできましたが本当の遺族の皆さんにとってはこれから
米国ではFBIが令状によりデータセンターを押収したことがある、ということをPublickeyで以前に記事「FBIが令状によりデータセンターを押収、巻き添えの顧客は大損害」で紹介しました。 この記事は米国における捜査機関のリスクを示す例として多くのところで引用されています。では、日本のデータセンターに対する警察などによる強制捜査のリスクはどのくらいあるのでしょうか? ある大手データセンター事業者の責任者および法務関係者が、「社名を明らかにしない」という条件でインタビューに応じてくれました。以下はその内容をまとめたものです。 データセンター差し押さえの可能性はあるが、がい然性は低い ─── データセンター事業者には、アクセスログの提出など警察からの依頼や捜査が入ることと思います。それらは具体的にどのような手順で行われているのでしょうか? 1つは「捜査関係事項照会書」による依頼があります。これは
ソ連時代の1986年、大事故を起こしたウクライナ北部のチェルノブイリ原発周辺の立ち入り制限区域を管理する政府機関幹部ドミトリー・ボブロ氏は28日、同原発を解体するためには約100年かかるとの見通しを示した。タス通信が伝えた。 ボブロ氏はその理由として「極めて高い放射性物質による汚染」などを挙げ、今後5年間だけでも毎年1億2500万ドル(約102億円)が必要だと主張した。危険性が高く作業が困難なため、長い年月と巨額の費用がかかるとみられる。 チェルノブイリ原発では、大事故を起こした4号機は事故後、コンクリート製の「石棺」で覆われた。当時稼働していた1~3号機は2000年までに順次運転を停止し閉鎖したが、原発当局者によると、事故から25年たった現在でも3480人が働き、石棺や使用済み核燃料の安全管理などに当たっている。(共同)
原発事故の報道に強烈な居心地の悪さを感じている。その理由を突き詰めていくと、メディアが安易に使う「想定を超えた」という言葉のせいだと思い至る。眼前で今起きている事態は本当に想定外だったのか。 《最大の水位上昇がおこっても敷地の地盤高(海抜6m以上)を越えることはないというが、1605年東海・南海巨大津波地震のような断層運動が併発すれば、それを越える大津波もありうる》 《外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない》 《炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される》 《4基すべてが同時に事故をおこすこともありうるし(中略)、爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、ジルコニウム火災などを通じて放出放射能がいっそう莫大(ばくだい)になるという推測もある》 すべて岩波書店の雑
勇夫さんが車内に持ち込んだ園芸用ストーブ 震災から1週間たった18日午前、被害の少なかった内陸部の岩手県奥州市にあるガソリンスタンドのそばで、徹夜で開店を待っていた車の中から男性の遺体が発見された。幼い2人の子どもを育てながら働く娘に代わって愛車を動かし、給油のため1キロにわたる車列に並んでいたときに起きた悲劇だった。 遺体は、奥州市胆沢区の阿部勇夫さん(58)と確認された。勇夫さんは17日午後9時ごろ、「ガソリンを入れてくる」と言って、次女(29)のワンボックスカーに乗り、自宅を出た。 次女は、男の子(6)と女の子(2)を育てながら、家から自転車で15分くらいの職場に勤めていた。毎朝、2人の子どもを勇夫さんと妻の栄子さん(57)のいる実家に預けて出勤する。勇夫さんは、孫たちと一緒に過ごすことを楽しみにしていた一方で、娘の自転車通勤については「雨が降ったら、ぬれて風邪をひくかも知れな
前の記事 Google本社に、初の無線式電気自動車充電ステーション なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究 2011年3月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia 何が人を不機嫌にさせるのだろう? なぜわれわれは時として怒りの発作に襲われ、落ち込んで無気力になるのだろうか。 上機嫌にはたいてい簡単に説明がつく――自分が喜んでいる理由がわからない人はいない。それに比べて不機嫌は、しばしば何の前触れもなく到来するように思える。まるで、暗い雲が急に四方から集まってくるように。われわれは突如、これといった理由もなく怒っている自分に気付き、気付いてますます腹を立てる。 不機嫌さに関しては、ego depletion(自我消耗)と呼ばれる心理学的な現象に根ざした理論が構築されている。19
今回の大震災に伴う原発事故であちこちで放射線の強度が公開されているが,多くはPDF形式で,数値が取り出しにくく,ひどいものは印刷してからスキャンした画像PDFである。いくつか重要なものはExcel/CSV化してとりあえず http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/data/ で公開しているが,もともと機械可読(自動処理可能)な形で提供してほしい。しかも,時間をかけてワープロできれいに罫線を引いて手打ちするのではなく,測定値を実時間で提供する仕組みを作ってほしい。なお,このようなデータ提供のセンスも情報リテラシー教育の一つとして学校で教えてほしい。 一番重要なデータは東京電力が提供する福島第一・第二原子力発電所のモニタリングの結果である。以前はプレスリリースからたどるのがわかりやすかったのでこのページをチェックしていたが,「3月18日福島第二原子力発電
東日本大震災の関係で、最近CFW(Cash for Work)というスキームが注目を集めているようです。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110327/219167/(今回の震災復興は従来のやり方が通用しない 「キャッシュ・フォー・ワーク」日本版の提言) 確かに戦後60年間の平和時の「従来のやり方」は通用しないと思いますが、それ以前、終戦直後の、まさに日本が焼け野原だった頃にまで遡れば、実は似たような発想の政策が提起され、実行されていたのです。 それは、(戦後が終わってから半世紀にわたって)悪名高かった緊急失業対策事業です。もはや緊急の必要がなくなったのにえんえんとやっていたので悪名高かったのですが、しかしその出発点においては、国土復興と失業対策を兼ねた政策として、雇用政策の中心にありました。 もはや現役世代からは完全に忘れ去
SSL認証局Comodoに対するハッキング攻撃を仕掛けたとする人物が名乗り出て、犯行の手口などを明らかにしたという。 SSL認証局のComodoから大手サイト用の不正なSSL証明書が発行されていた問題で、この攻撃を仕掛けたとする人物が名乗り出て、犯行の手口などを明らかにしたと、セキュリティ企業の英Sophosがブログで伝えた。 Sophosによると、問題の人物は当初SSLのルート認証システムをハッキングする目的でRSAアルゴリズムを破ろうとしたが、この過程でComodoのパートナーである「GlobalTrust.it」「InstantSSL.it」のハッキングに成功したと称している。 さらに、InstantSSL.itが証明書署名リクエスト(CSR)提出用のサイトに使っているDLLを見つけ、このDLLを解析する過程で、テキスト形式のユーザー名とパスワードがCSR提出プロセスの一部に使われて
小田島朋美さんと侑胡ちゃん(左)、侑杏ちゃん(右)。「命のありがたさを感じています」=26日、青森県八戸市、坂本写す小田島朋美さんの自宅アパート。津波で窓ガラスが割れ、室内が海水で埋まった=27日、岩手県山田町織笠、坂本写す自宅アパート周辺の地図 聞き慣れない着信音が携帯電話から響いた。 11日午後2時45分すぎ。 岩手県山田町の平屋建てアパートに住む主婦、小田島朋美さん(28)は携帯の画面に目をやった。 「緊急地震速報 強い揺れに備えて下さい」 画面を見ると同時に、激しい揺れに襲われた。 「コタツの下に隠れて」 夫の宗史(むねふみ)さん(31)は仕事で不在。長女の侑胡(ゆう)ちゃん(4)と次女の侑杏(ゆあ)ちゃん(3)に声をかけた。 ガチャン。茶わんが流し台に落ちて割れた。棚のグラスが飛び出し、破片が飛び散った。 「ママー」 揺れが収まると、2人の娘が飛びついてきた。
東京電力福島第1原発の事故で放出された放射性物質の量は、1979年に発生した米国のスリーマイルアイランド(TMI)原発事故で放出された量の14万〜19万倍に上るとの試算を米国の市民団体、エネルギー環境調査研究所(IEER)のグループが29日までにまとめた。 IEERのアージャン・マキジャニ所長は「事故の深刻度の国際評価尺度で、TMI事故と同じレベル5だとする日本の公式見解は、幻想としか思えず、多くの誤解を招くものだ」と批判。評価尺度はより深刻なレベル6に当たると指摘した。 IEERによると、事故でこれまでに環境中に放出されたヨウ素131の量は240万キユリー(1キユリーは370億ベクレル)と推定され、これだけでTMI事故の放出量の14万倍。これに加えて、放射性のセシウム134とセシウム137が計50万キユリー程度放出されたとみられ、合わせると放出量は19万倍に達する。 IEERによると、放
NTT東日本は、この度の大規模な震災により避難されている方々が、インターネットを利用し情報収集したいというご要望を受け、各PCメーカーおよび ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)のご協力のもと、避難所に無料インターネット接続コーナーを整備してまいりました。 この結果、昨日(3月24日)現在で、113箇所の避難所に光もしくはADSLを利用したブロードバンド回線、及びPCを設置し、避難されている方々に無償でご利用頂いております。ご利用された方々からは、「家族の安否確認や公共交通機関の情報収集ができてよかった」、「福祉に関する情報を調べることができた」、「子供がインターネットゲームを楽しめてよかった」といった声を頂いております。また、Wi-Fi環境のある場所では、スマートフォンやタブレット型端末、ゲーム機等を接続し、ご利用になる事例も広がっています。 このように、避難所の皆様等からの
今日、家内が赤ちゃん向けのペットボトルを貰って来いというので、仕事の帰り際に区役所の赤坂地区総合支所なるところに寄って、母子手帳を出してお水を貰ってきた。500ml入りが12本。私はそんな対策を打たれていたことを知らなかったのだが、何でもこのところ降った雨で貯水場に放射性物質が流れ込み、幼児には影響のある濃度になってしまったことに対する措置らしい。でも、あまり周知されていなかったのか、係員の女性が言うには130人程度しか取りに来ている区民がいないのだそうだ。 本来なら私も海外に仕事で出る予定だったのだが、地震もあって国内の仕事が一部滞り、東京に結局ずっといる。ところが、周辺のセレブなご家庭が続々と東京からどこぞへ疎開していく。人によっては「山本さんは幼子が二人もいらっしゃるのに、どうして東京においでになるの」と訊いてくる。や、仕事があるからに決まってるじゃねーか。 とはいえ、ふと思う。本当
危機的な状況が続く福島第一原発。その復旧作業は放射能、時間との闘いで、作業員の確保が急務となっている。東京電力の要請を受けた協力会社は、各地にいる作業員たちを呼び寄せようと躍起になっている。中には法外な高給を提示された作業員もいる。 「日当四十万円出すから来ないか」。福島県いわき市からさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)に避難している作業員藤田竜太さん(27)の携帯電話に、旧知の原発のメンテナンス業者から誘いが入った。 現場は福島第一原発。高給である以上、それだけ高い危険が待ち構えていることはすぐに分かった。電線の敷設作業をしている友人からは「おれ、もう被ばくしているかも」と聞かされた。 長男はまだ三つと幼く、妻(26)には新しい命が宿った。ためらいなく断った。藤田さんは、「五十代以上の人は高給につられて原発に戻っているらしい。でも、おれはまだ若いし、放射能は怖い。もう原発の仕事は
Javaの生みの親ジェームズ・ゴスリング(James Gosling)氏は自身のブログOn a New Roadにポストした記事「Next step on the road...」で、グーグルに就職したことを報告しています。 I find myself starting employment at Google today. 今日からグーグルの社員として働き始めるのだ ゴスリング氏はオラクルがサン・マイクロシステムズを買収した後の2010年4月2日にオラクルを退社していました。それ以来、多くの企業からオファーがあったようです。 One of the toughest things about life is making choices. I had a hard time saying "no" to a bunch of other excellent possibilities. 人
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 福島第1原子力発電所の危機により、原発を設計し造ってきた東芝や日立製作所などのメーカーは、少なくともこの先5年の経営計画を見直す必要がある。(「週刊ダイヤモンド」編集部 片田江康男、小島健志、柴田むつみ) 「われわれのエンジニアや研究者たちをもっと使ってくれれば、もっと早くに事態を収束できたはずだ。東京電力の地震後の対応にはがっかりだ」──。 ある東芝首脳はこう吐き捨てた。危機的状況から脱せない福島第1原子力発電所の状況にいらだちを隠せない。
街や車が津波にのみ込まれ、住民の生活の営みが一瞬にして消失した東日本大震災。被災地以外でも繰り返し見た視聴者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)が問題視されている。(夕刊フジ) 「テレビの映像が過激すぎるという視聴者の声をいただき、映像の編集にはかなり気を遣っています。ニューヨークの9・11テロの際も飛行機がビルに突っ込む場面が繰り返されたため、後に精神科医や心理カウンセラーを訪れる人が増えたと特派員から聞いています。3・11の映像も忘れられない衝撃でした」 こう明かす民放報道局デスクが、さらに顔を曇らせた。 「実はテレビ局内でもPTSDが問題視されているんですよ…。取材した映像素材の中には、多数のご遺体など悲惨さを極めた映像もあります。東京で編集するスタッフの間に体調不良を訴える者が出てます」 東京のキー局には、系列局が撮影した映像、視聴者提供の映像など、おびただしい映像が集まっている。
福島第一原子力発電所の事故で巨額の賠償責任が発生すると見込まれる東京電力について、事実上、国有化して再建する案が政府内に浮上していることが28日、わかった。 複数の政府関係者が明らかにした。原発事故に伴う賠償が巨額になっても、国などが東電の株式の過半を取得し、経営を支えることで賠償責任を果たせるようにする。 政府関係者は28日、「(電力供給のために)一時、国有化し、再生した上で資本を調達して民営化する」との案を示した。 原発事故で営業できなくなった企業や出荷できない農産物などへの賠償について、政府は原則として東電に負担を求める意向を示している。東電の賠償額は数兆円規模になるとの見方も出ている。
東京電力福島第1原子力発電所では、冷却機能復旧に向けた作業とともに、使用済み核燃料プールへの放水が続けられている。27日には50メートル以上の高さから狙った場所に放水できる民間のコンクリートポンプ車が1台追加された。最も有効で安全な方法とされるが、現場に投入されたのは自衛隊、警察、消防による放水の後だ。政府内でも「順番」が疑問視され、官邸の情報収集や判断能力不足を指摘する声が目立つ。 19日午後に開かれた「各党・政府震災対策合同会議」の第1回実務者会合。公明党の石田祝稔政調副会長は、民間のドイツ製コンクリートポンプ車について、「国土交通省は存在を知っていたはずだ」と官邸と省庁との連携不足を指摘した。 公明党の説明では、ポンプ車の活用を官邸側に提言し、19日朝に「使う」と回答があったという。官邸はそれまで、自衛隊と警察、消防に半ば強引ともとれる放水要請を繰り返しており、注水に最も効果的なポン
知的障害の子ら200人、避難先転々 職員「もう限界」2011年3月29日6時31分 印刷 Check 普段は個室などに入所している知的障害のある人たちが、避難先では大部屋生活を続けている=25日、福島県田村市、飯塚晋一撮影 福島第一原発の事故に伴い、原発から5キロの所にある施設から逃れた重度の知的障害のある子どもや大人200人余りが、避難先を転々としている。いま3カ所目。付き添う職員やボランティア約50人とともに、小さな建物で限界の生活を続けている。 福島県富岡町の「東洋学園」は通所と入所の施設を持つ社会福祉法人。第一原発と第二原発の間にあり、県内各地から、知的障害のある子どもと大人を受け入れている。 地震発生翌日の12日、入所の児童・生徒と20〜50代の大人計250人がバスで避難し、同県川内村にある同法人の施設に入った。その日のうちに政府の避難指示の範囲が広がったため、夜中に再び移動。避
8.大気降下物及び海水中のプルトニウム 気象研究所の大気降下物及び海水中のプルトニウムの研究は、137Csや90Srと比べてやや遅れて開始された。ただし、天然のα線放出核種(U、Th同位体)の研究は1960年代の初めに開始されているので、α線測定の技術的研究は1960年代に始まっている。大気降下物及び海水中のプルトニウムに関する気象研究所の研究成果は、1968年に初めて公表されている。 大気降下物のプルトニウムの研究については、1964年に238Puを含む燃料電池を搭載した米国の人工衛星が打上に失敗し、上層大気圏で燃焼し、238Puを大気中に放出した事故を契機として始まった。気象研究所でも1967年には、衛星事故に由来する238Puを降下物試料中に検出し、その結果を報告している。239,240Pu降下量については、1958年3月より今回まで測定結果があるが、世界的にも最も長い記録である。な
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
【ベルリン=松井健】ドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルク州で27日にあった州議会選挙で、連立与党が敗北し、環境政党・緑の党が躍進したことについてメルケル首相は28日、「福島原発の大事故を巡る議論が敗因となったのは明らかだ」と述べた。 さらに「原発政策を徹底的に議論し、6月半ばまでに結論を出す」とし、政策の見直しも示唆した。メルケル政権は事故直後、昨年秋に決めた「原発の運転延長政策」を3カ月間、凍結している。 一方、DPA通信によると、緑の党のエズデミル党首は「選挙結果は人々が脱原子力を求める明らかなメッセージだ」と述べ、メルケル政権に原発からの脱却を急ぐよう求める考えを示した。 原発政策が最大の争点となった同州議会選で、緑の党は24.2%と前回に比べて得票率を倍増。社会民主党と連立政権を樹立し、同党創設以来初となる州首相の座を獲得する見通し。メルケル首相のキリスト教民主同盟は、58
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、政府や自衛隊など、日本国内の総力が被災地の復旧・復興支援に向けられる中、中国とロシアが日本の領域近くで戦闘機やヘリコプターを飛ばすという“挑発的な行動”をとっていた。中露には「震災支援と領土・資源問題は別」との姿勢を示す狙いがあるとみられるが、日本政府は両国による大震災の支援活動に遠慮してか、毅然(きぜん)とした対応を取れないままでいる。 海上自衛隊などによると、南西諸島の東シナ海の日中中間線付近で26日、中国の国家海洋局に所属する海洋調査船の搭載ヘリ「Z9」が警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に急接近し、周りを1周した。Z9は震災前の7日にも、同海域で別の護衛艦への近接飛行を行っていた。 17、21の両日にはロシア軍機が日本領空に接近、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。自衛隊は現在、総数23万人のうち、10万人超の態勢で支援活動を行ってお
福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」2011年3月29日5時30分 印刷 Check 畑には自殺した男性が作ったキャベツが並んでいた=福島県須賀川市、西堀写す 福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。 自宅は地震で母屋や納屋が壊れた。ただ、畑の約7500株のキャベツは無事で、試食も済ませ、収穫直前だった。遺族によると、男性は21日にホウレンソウなどの出荷停止措置がとられた後も「様子をみてキャベツは少しずつでも出荷しないと」と話し、納屋の修理などに取り組んでいた。 23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむ
2011年03月28日23:40 カテゴリ 私達はリスクの海を泳ぐ。その海は私達が作った。 昔から気になっていた原稿がありました。論文のようなアカデミックなものというより、数字が先行して取り上げられる事が多い読みものに近い文書です。それはヒトの死因の10の6乗分の1のリスクを表したもので、以前規制の担当部署にいた時に何度となく引用した事がある文書でした。発表されたのが1979年2月で今から30年近く前の話になりますので、やや古くさい感覚もつきまといますが原典を発掘する事が出来ましたので、出来るだけ趣旨を損なわない形でご紹介したいと思います。素人翻訳なので固い部分もあるとは思いますがご容赦ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Analyzing the Daily Risks of Life by Richard Wilson 世界は大変危険な所のようだ
東京電力、フランスに支援要請 福島原発事故で自力解決断念か (03/28 19:12) 【パリ共同】東京電力が福島第1原発の事故で、フランス電力(EDF)や核燃料会社アレバなどフランスの原子力関連企業に支援を要請したことが分かった。ベッソン産業・エネルギー・デジタル経済担当相が28日、ラジオ番組で明らかにした。 < 前の記事 | 次の記事 >
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