国内外で注目されるふたりが新作を披露東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2018 年より実施する現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」。中堅アーティストのさらなる飛躍をサポートするために創設された本賞の第3回を受賞した志賀理江子と竹内公太の受賞記念展が、東京都現代美術館で3月18日から始まった。会期は6月18日まで。 TCAAは複数年にわたる継続的な支援が特徴で、受賞者は受賞記念展の開催のほか、賞金300万円と海外での活動支援、国内外での発信に活用できるバイリンガルのモノグラフ(作品集)の作成の機会が授与される。今回の受賞記念展は、同館3階を会場に志賀と竹内が支援を得て制作した新作を中心とする大規模な展示を展開。入場料無料ながら、国内外で活躍するふたりの作品を鑑賞できる貴重な機会になっている。 志賀は1980年愛知県生まれ。2