【英文長文】真剣に歴史から学びたい方は,スリーマイル島事故報告書(米大統領委員会)http://bit.ly/eeiSQd とIAEAのチェルノブイリ報告書 http://bit.ly/hUwbdy は必読.特に学生諸君は孫引きはダメ.一度は原文を精読してください.
女川原子力発電所における 津波に対する安全評価と防災対策 東北電力株式会社 松本 康男 1896年の明治三陸津波 ( 2万人以上の死者) 1 はじめに 女川原子力発電所の位置と概要 東通原子力発電所 日 本 女川原子力発電所 号 機 出 力 (MW) 炉 型 運転開始年 東北電力㈱の供給区域 1 524 BWR 1984 2 825 BWR 1995 女川原子力発電所 3 825 BWR 2002 2 手法の概要 女川原子力発電所の安全評価のフロー図 既往津波高さの調査 対象となる津波地震 ・プレート境界型地震 (近地津波,遠地地震) ・海底活断層による地震 調査内容 ・文献調査 ・聞き取り調査 ・考古学的調査 ・堆積学的調査 支配的な歴史津波の選定 選定方法? 数値計算 ・予想最高水位 ・予想最低水位 ・歴史津波 土木学会の手法(2002年以降) ・標準的な断
まずは、あらためてこのたびの東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに被災された皆様にお見舞い申し上げます。 3月12日のダイヤ改正より、南武線に33年ぶりに快速列車が復活するということで、私もとても期待しておりましたが、11日午後2時46分、史上まれにみる巨大な地震に見舞われ、見事に出鼻をくじかれてしまいました。 実はダイヤ改正前の11日昼に南武線快速列車をどこで撮影しようかと床屋へ行くついでにシュミレーションを行っていました。まず、中原電車区の様子を覗いてみましたが、下の写真のように各編成の行先表示が問題なく作動するのかどうかテストが行われ、種別幕についてもチェックされていたようでした。 その後、川崎駅まで参り、ダイヤ改正当日、セレモニーが駅構内コンコースと南武線ホーム上で行われ、快速の一番列車は6番線発着とのことでしたので、どのように撮影したらよいのか考えながら
日本たばこ産業(JT)は25日、全銘柄の出荷を30日から4月10日まで停止すると発表した。販売店によっては一時的に品不足になる可能性もあるという。 東日本大震災で、タバコを製造する6工場のうち、栃木県と福島県の工場が被災した。タバコの葉を加工する工場、フィルターや包装材の製造工場も影響を受けており、安定的に製品を出荷できる見通しが立たなくなったという。 4月11日から「マイルドセブン」や「セブンスター」など人気のある数銘柄で出荷を徐々に再開する。5月中旬には主要25銘柄を出荷できるようにする。その後、段階的に出荷する銘柄を増やしていく予定。ただ、すべての銘柄を製造できるようになる時期は未定だという。
健康安全研究センターでは、年間を通して環境中の放射線量などの測定を行っています。 今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、都民の皆様の健康不安を解消するため、大気中の放射線量、 水道水や降下物(塵や雨)に関する最新の放射能測定結果をホームページで提供しています。 このサイトの使い方(動画)
東京はしっかりしていますね。 ●新宿区 http://113.35.73.180/monitoring/index.html ●世田谷区 http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html ●茨城県放射線テレメータ http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html ●原子力施設のモニタリングポスト 女川 http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/onagawa/mp.html 東海 http://www.japc.co.jp/pis/tokai/monitoringr.htm ●環境放射線等モニタリングデータ公開システム http://housyasen.taiki.go.jp/ ●モニタリング情報リン
計画停電の運用改善「グループの細分化の運用開始」について 平成23年3月25日 東京電力株式会社 当社は、東北地方太平洋沖地震の発生に伴う電力需給逼迫により、3月14日以降、 計画停電を実施させていただいておりますが、お客さまをはじめ、広く社会の皆さ まに大変なご迷惑とご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。また、節 電にご協力をいただき、誠にありがとうございます。 3月22日(火)にお知らせしましたとおり、これまで第1グループから第5グルー プの5つのグループに区分し、計画停電の実施予定をお知らせしておりましたが、 3月26日(土)の実施分より、現在のグループの中に、都県別を基本として更に5つ に細分化したグループ単位でお知らせしてまいります。 これまで、グループの全地域を停電させていただくケースと、グループの一部地 域のみを停電させていただくケースがあるなど、お客さまにとって正
今回の津波は『「ここより下に家を建てるな」の石碑ごと流された』代物だったんですけど、そういうことを確認したり、ましてや現地に調べに行くなんてことは誰もしたくないですよね。
“3号機原子炉 損傷の可能性” 3月25日 12時7分 福島第一原子力発電所の3号機の建物から高い濃度の放射性物質が検出されたことについて、経済産業省の原子力安全・保安院は、「3号機では原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」と述べて、『放射性物質を閉じ込める機能』が低下し、原子炉から放射性物質が外に漏れ出しているという見方を示しました。 原子力安全・保安院は、25日午前10時半ごろから記者会見し、24日、作業員3人が被ばくした3号機のタービンがある建物で、運転中の原子炉の水のおよそ1万倍の濃度の放射性物質が検出されたことについて、原子力安全・保安院は、「3号機では一定の閉じ込め機能はあるようだが、原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」と述べて、『放射性物質を閉じ込める機能』が低下し、原子炉から放射性物質が外に漏れ出しているという見方を示しました。一方、東京電力福島事務所
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032390071412.html 東日本大震災による大津波が発端となり、世界有数の原発事故を起こした東京電力福島第一原発。その設計や安全性の検証を担った東芝の元社員二人が本紙の取材に応じ、「設計時は、これほどの津波は想定していなかった」と証言した。東電の想定していた津波は最高で五・五メートル。実際には倍以上高い十四メートルを上回る大津波が押し寄せており、二人は設計に想定の甘さがあったと口をそろえる。 取材に応じたのは、一九七〇〜八〇年ごろに同原発の安全性を検証した元技術者の男性(63)と、七一年から順次稼働した同原発1〜3号機と、5〜6号機の設計に加わった元設計者の男性(69)。 タービンの安全性の検証に携わった元技術者は、原発の設計図の青焼きを見ながら「今回のような大津波やマグニチュード(M)9は、想像もで
ぽん太 さんからご質問をいただきました(対応が遅くなってすいません。)。 > 質問ですが、事故により福島の原乳や茨城のほうれん草からも基準値を超える放射能が検出されたようです。しかし、その単位はどのメディアでもベクレルを使っており、どれほど危険なのかはわかりません。 > > そこで、今回の野菜や原乳から検出された基準値を越える放射能は、どの程度人体に影響を与えるものなのかお教え願えたら幸いです。 残念ながら放射性物質の影響が周辺の農作物にも生じてしまったようです。そして危惧していたとおり,ものすごい勢いで風評被害が広がっています。同じ茨城県でも県西部や県南部に同様の影響があるとも思えないのに一律に出荷制限をかけた国の対応もあまりに大ざっぱに感じますが,どこの県産品かを考慮せずにほうれん草は全部ダメ,と叫ぶ人たちや,秋に収穫されたはずのお米も忌避する人まで出てくると,激しい憤りと無力感を感じ
原発安定「最低1カ月」2011年3月25日8時55分 印刷 Check ■冷温停止へ注水継続 電源復旧作業を続けている福島第一原発では24日、午前中に1号機の中央制御室で照明がつき、5号機ではポンプの交換が終わって夕方には原子炉の冷却が始まった。徐々に管理体制を取り戻しつつあるが、それでも1〜3号機の原子炉は、冷却水の温度が100度を下回る冷温停止になるまで、早くても1カ月はかかりそうだ。複数の東電関係者らが朝日新聞の取材にそんな見方を示した。 冷温停止には、炉内に水を循環させるポンプと、その熱を海水で冷やすポンプの2系統が動く必要がある。だが、1、3号機のポンプは壊れている可能性が高い。このため冷却水を循環させられず、仮設ポンプでの注水が数カ月続く可能性がある。この間、放射性物質は出続けることになる。 関係者によると、ポンプは大型なほど精密な制御が求められる上、ポンプそのものも同時に冷や
東日本大震災による死者・安否不明者は3万人近くになり、約2万2千人が犠牲になった明治三陸津波を上回り、国内最悪の津波災害となった。気象庁などのこれまでの観測データから、3メートル以上の大津波の第1波が地震発生から約30分で太平洋沿岸を襲ったとみられ、被害を大きくした。 内閣府のまとめでは、これまで津波による死者で最も多かったのは1896年の明治三陸地震津波(マグニチュード8.2)。地震発生から約20分後に津波が押し寄せ、V字谷の湾奥の地域に、大きな被害をもたらしたとされる。 今回の東日本大震災は、11日午後2時46分に発生。気象庁が観測した大船渡港(岩手県大船渡市)の潮位記録では、津波は引き波で始まった後、午後3時10分から潮位が急激に上昇し始め、同15分には3メートルを超えた。同18分には8メートルの巨大津波となって沿岸に押し寄せた。 気象庁の観測施設が浸水による水圧で壊れ、観測記
【東日本大震災】想像を絶する津波被害を寸前で逃れた30代の男性避難民が「絶対に携帯電話での写真撮影をしないようにしてください」と本紙を通じて警告した。 宮城県名取市の海岸から400メートルの地点の会社で男性は地震に見舞われた。すぐさま近くにある自宅に戻ったというが、その途中で10代後半と思われる4人の若者たちが海に向かって、携帯電話を向ける姿を見かけたという。津波を撮影しようとしていたのだ。 男性は「早く避難しろ!」と怒号を飛ばした。一旦は撮影をやめようとしたが「走って逃げるから」と1人が携帯電話を向け始めると、影響されるように4人全員が再び向けたという。男性は「僕も家族がいるし、離れてしまった」と悔しさをにじませる。 その後、家に戻った男性は妻と2歳の息子を車に乗せ、高台に向かった。途中で助手席の妻が「白っぽいの(=津波)が来る!」と叫ぶ。ただ、その後すぐに「あまり高くないみたい」
原発事故は原子力が想像よりずっと安全な技術だと理解できた反面、行政のあまりに杜撰な無責任体質も見えてきて頭痛い。武田先生の「原子力は安全だけど、保安院が危険」という言葉が全てを表してるな。でも多くの人は「原子力は危険」となる。似た事例は他の分野でも山ほどありそうだ 25分前 Echofonから 9人がリツイート
全国12火山で地震が増加/大震災後 東日本大震災を起こしたマグニチュード(M)9.0の巨大地震の後、関東から九州まで少なくとも13の活火山の周辺で地震が活発になったことが分かった。噴火の兆候となる地殻変動は観測されていないが、過去には巨大地震後に火山が噴火した例もある。専門家は「注視していく」と話している。 地震が増えた活火山は、関東や中部地方の日光白根山、焼岳、乗鞍岳、富士山、箱根山。伊豆諸島の伊豆大島、新島、神津島。九州の鶴見岳・伽藍岳、阿蘇山、九重山。南西諸島の中之島、諏訪之瀬島。気象庁などによると、多くは11日の巨大地震直後に周辺の地震が増え、現在はいずれも減少傾向にあるという。 富士山の近くでは、15日にM6.4の地震が起き、その後も余震活動が続いた。焼岳では山頂から半径5キロ以内で通常の1カ月に数回の地震が、1週間で約350回以上に増加した。 箱根山周辺では通常の1日2
All the intriguing and seedy aspects that keep Japan running. この記事は米国のオンライン・ニュース・サイト「The Daily Beast」で18日(米国時間)掲載されたもので、本来英文のみでした。一部の日本の報道機関が同記事を部分的に翻訳したため、誤解も招きました。それを予想して同時に和訳を出すべきで、お詫びします。一番下記の翻訳がもっとも原文に近いものです。ニュースサイト「Daily News Agency」の立派な和訳を元にやや修正しているものです。感謝しています。 この記事では、山口組関係者から別の暴力団の情報も聞いて書いたため、不適切な記載もありました。山口組関係者が細かいことを教えたが、下心があったようです。暴力団の権力闘争に利用されたのが気持ちよくないのです。やっぱり、義侠心に燃えているヤクザもいれば、情報作戦に燃
1本のバナナにはカリウム40の形で天然起源放射性物質が含まれる。 バナナ等価線量[1](バナナとうかせんりょう、英: Banana Equivalent Dose, BED)は、放射線被曝量を表す非公式な指標。バナナには天然放射性同位体、特に天然に存在するカリウムの同位体のひとつであるカリウム40 (40K)が含まれている。バナナ等価線量はバナナを1本食べたときに受ける線量を表すもので[2]、およそ0.1マイクロシーベルトに相当するとされる[3]。しかし、実際には代謝によって体内のカリウム40の量は平衡に保たれるため、バナナを食べることによって被曝線量が増加することはない[4]。バナナ等価線量は非常に低レベルの放射能が自然食品中に存在することを一般公衆に知らせることのみを目的としており、線量測定に正式に採用されているわけではない。 この概念の起源は定かではないが、初期の言及のひとつとして、
浜岡原子力発電所(はまおかげんしりょくはつでんしょ)は、日本の静岡県御前崎市にある中部電力唯一の原子力発電所。1号機から5号機まで5つの発電設備があるが、1号機と2号機は2009年1月に運転を終了した。敷地面積は160万m2(東西1.5km、南北1km)で、PR施設である浜岡原子力館が併設されている。 東海地震の予想震源域である御前崎にあり、活断層が直下にあるという仮説まで発表されており、またトラブルが多発していることから、耐震性の不足が懸念されている(#地震に対する懸念、#過去の主なトラブルの節を参照)。また、以前は高さ10m - 15mの砂丘で高さ(斜面遡上高)8mの津波を防ぐ想定になっていたが、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震における福島第一原子力発電所事故の教訓から、同年3月16日に2、3年以内に地上高4m(標高、海抜12m)ほどの防波壁を作る計画が発表された[1]。翌4
東日本大震災の被害では、同じ東北の太平洋沿岸に立地する東京電力の福島第1原発と東北電力の女川原発が明暗を分けた。福島第1原発が多くの住民を故郷から引き離した半面で、女川原発には壊滅的被害となった女川町民が避難所として身を寄せている。2つの原発の明暗が分かれたのは福島第1原発では想定された津波の高さが約5・6メートルだったのに対して女川原発は9・1メートルに設定した立地のわずかな違いだった。 福島第1原発は過去の事例を参考に津波の高さを最大約5・6メートルと想定して設計されていた。東京電力は「隣の南相馬市の津波の高さは約10メートルにも及んだとされ、今回の津波は想定をはるかに超えていた。揺れは耐震設計の600ガルを下回っていただけに津波にやられました」と説明する。 一方、女川原発は昭和53年の宮城県沖地震後の59年に運転を開始。東北電力によると、三陸沖地震津波や宮城県沖地震の経験から津波想定
TOPICS 1.はじめに 「備えあれば憂い無し」と言いますが,様々な自然災害に対して何が十分な「備え」 になるのか,予測することは容易ではありません.なかでも巨大津波は,2004 年ス マトラ沖地震を思い出すと明らかなように,地球上で最も恐ろしい自然災害の一つ です.そのような巨大津波に対してどのような「備え」をすればいいのかと言うヒ ントは,実は巨大津波自身が地層の中に残しているのです.日本列島の沿岸平野は 開発が進み,水田が広がっていますが,かつては干潟や湿原でした.その中では少 しずつ植物遺骸や泥がたまり続けていました.地層を掘り出し,その中の堆積物を 詳しく観察し,解析することによって,過去の巨大津波の痕跡を見つけることができ, また,その津波を再現することが可能です. 東北日本の三陸海岸は 1896 年明治三陸津波や 1933 年昭和三陸津波によって大き な津波被害を受けたこ
Tweet▼仙台出身で、今回の地震に気仙沼で遭遇した芸人コンビ「サンドウィッチマン」がテレビでコメントしているのを見た。つらいだけの津波の映像よりも、今も連絡手段をもたない避難所にいる人たちの姿を映し出してほしい、テレビ局各局で同じことやってる事態じゃない、そして警察官もいなくなった現地で犯罪が起きていることも知らせてほしい、と言っていた。 ▼地震発生直後は電話は通じていたそうだ。ところが津波が来たあとは通じなくなったという。地震には設備も耐えた、だが津波で基地局がダメージを被るなどトラブルが起きたのだろう。 ▼毎日 東日本大震災 避難所「寒くて眠れない」7人で1枚の毛布 ▼避難所では物資がとにかく足りないようだ。しかしながら今日もニュースは福島第一原発が中心だった。まず2号機の「サプレッションプール(圧力抑制室)」で爆発音。そして停止していた4号機で水素爆発、火災発生。保管していた使用
世界のおもな巨大地震検索で来られた方々へ トップページブックマークお願いします。少しでも他方に予測が伝えられ被害をできるだけ少なくしたいと思います 3月20日にYAHOOブックマーク登録していただいた方ありがとうございます(^o^) 2011年、日本の本州東部でMw9.0の超巨大地震が発生した。 869年の貞観津波(貞観地震)は、仙台湾など東北地方沿岸の広範囲に津波堆積物を残しており、伝承記録もあります。 その地層の下にも2層分残っています。およそ1000年くらいに一度、そのような巨大津波が襲来していたことになります。産業総合技術研究所の計算によると、869年の震源域は長さ200km、幅100kmと仮定しています。これはあくまで、津波堆積物を残した海岸から推定した断層であり、同研究所ではもっと長い断層だろうと言及しています。 今回の超巨大地震で津波シミュレーションで明らかになりつつあり、日
1 :依頼@白夜φ ★[sage]:2007/10/13(土) 12:06:30 ID:??? 平安時代に東北地方の太平洋沿岸に大きな被害を与えたとされる「貞観(じょうがん)津波」の 新たな痕跡を、大阪市立大、東北大、東京大地震研究所などのチームが岩手県内で見つけ、 大阪市で開かれている日本応用地質学会で11日、発表した。 これまで、宮城県から福島県にかけて痕跡が見つかっていたが、範囲が大きく広がった ことで、同津波を起こした地震がマグニチュード(M)8・6で、日本史上最大とされる 宝永地震(1707年)を上回るM9規模だった可能性が出てきた。 国や自治体が行っている、東北の太平洋沖合にある日本海溝付近を震源に発生が予想 される大地震の被害想定にも影響を与えそうだ。 チームは、2004年から、岩手県宮古市から宮城県気仙沼市にかけて、内湾や海岸沿いの 湿地などで、過去の津波堆積(たいせき)物
活断層・古地震研究報告,No. 8, p. 71-89, 2008 71 1.はじめに 貞観十一年五月廿六日(ユリウス暦 869 年 7 月 9 日) の貞観津波については,『日本三代実録』に,以下の ように記されている. 陸奥國地大震動、流光如晝隠映、頃之、人民叫呼、 伏不能起、或屋仆壓死、或地裂埋殪、馬牛駭奔、或 相昇踏、城 倉庫、門櫓墻壁、頽落顛覆、不知其數、 海口哮吼、聲似雷霆、驚濤涌潮、泝洄漲長、忽至城下、 去海數十百里、浩々不弁其涯涘、原野道路、惣為滄溟、 乘船不遑、登山難及、溺死者千許、資産苗稼、殆無 孑遺焉、... (大日本地震史料第 1 巻,「古代・中世」地震・噴 火史料データベース(石橋・他,2008)による . なお, 上記の記述は Imamura(1934)によって英訳され Sawai et al.(2008)に引用されている). 陸奥国で大震動があり,建物の倒壊
多賀城の東方には塩竃港があるが、多賀城の盛衰としてより重要なのが七北田・砂押川の河口である。 かつてこの河口には、湾と見間違えるほどの広い水面があったはずである。 奈良時代頃の多賀城周辺の地形(想像図) ◆貞観津波 多賀城の前身である郡山が大津波で崩壊しただろうことは多賀城の立地と地名で記した。これは西暦700年代初頭と想像されるが、西暦869年、再び大地震があり巨大津波が多賀城周辺を襲った。これを貞観津波と言う。 六国史の「日本三代實録」には、この貞観津波の記録がある。これを簡単に紹介してみる。 5月26日、陸奥国に大地震あり。 人、伏して起きあることできず、 崩壊した建家の下敷きになり、圧死する人々、 地割れに脚をとられ、もがく人々。 牛馬はあてど無く駆け廻り、 崩壊した城郭、倉庫、門櫓、城壁、数えきれず。 海口咆吼し、雷鳴に似た海鳴り沸き上がり、津波来る。 瞬く間に城下に至り、海より
今から3500年前、エーゲ海で巨大な津波が発生し、これによる災害はクレタ文化圏に 大きな衝撃を与えたとされています。いくつもの文明が興亡した後の現在でも、それが土地 の言い伝えとなって残されています。我が国でも、各地に津波災害が伝承され、惨禍は教訓 として語り継がれています。陸奥国府に津波が襲来したとする9世紀後葉の記録が残されて おり、この歴史上の津波を、最先端の地球科学により解明することにしましょう。 陸奥国府を襲った貞観年津波(じょうがん) 3代実録(日本紀略、類聚国史171)の貞観11年5月26日(西暦869年7月13日)の記録に、 次の注目すべき災害の発生が記されています。「陸奥国地大震動。流光如晝隠映。 頃之。人民叫呼。伏不能起。或屋仆壓死。或地裂埋殪。馬牛駭奔。或相昇踏。 城郭倉庫。門櫓墻壁。頽落顛覆。不知其数。海嘯哮吼。聲似雷霆。驚濤涌潮。 泝徊漲長。忽至城下。去海数千百里
スウェーデンの物理学者ロルフ・マキシミリアン・シーベルト。彼の功績によって1979年に被曝線量当量の単位であるシーベルトが定義された(写真はウィキペディア) 様々な情報が駆け巡っている。ここではその具体を云々はしない。考えたいのは「シーベルト」と「シーベルト毎時」という単位の混乱だ。 すでにこの問題については様々なところで言及してきた、というか、言及以上に直接メディアの誤報修正も、一定の範囲で手伝ってきた。 先々週、福島第一原発第1号機が水素爆発した直後には、NHKの解説委員が生放送のアドリブで放射線量について明らかに誤った内容を「解説」しているのを見た。 知り合いに直ちに連絡するとともに、チェック機構の確立を勧め、私自身はツイッターで時々刻々の各局のミスを修正するということを、そのあと延べ60時間ほど継続した。 タイムラインがすべて残っているが、あまりに初歩的なミスが多いので、途中多くの
地学雑誌 Journal of Geography 02 11 1 (2)175―184 20 東北日本における火山噴火および内陸地震(M≧6.2)と 三陸沖の巨大地震(M8 クラス)との 時間的関連性について 中 禮 正 明* Relationships Between Eruptions of Volcanoes, Inland Earthquakes (M ≧ 6.2) and Great Tectonic Earthquakes In and Around North-Eastern Japan Island Arc Masaaki CHUREI * Abstract Great earthquakes, inland shallow earthquakes and volcanic eruptions occurred historically in and aro
事故評価と放射能放出量 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万〜11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」
今回は「東京大学」を取り上げました。 2011.7.4更新。これまた見やすいグラフが公開。 東京大学の電力使用状況 ※以下はスクリーンショット。 各大学も見習わなければ。。 (本学とは桁が違うが) 「東京大学」です。 東京大学電力使用情報 東京大学における3/23の節電効果は、一般標準家庭における一日の消費電力量で約41000軒分に相当します。 これは、文京区世帯数(H21.6時点)の約4割に相当します。 節電効果が約41000軒分。 すごい節電。 東京ドームいくつぶんだ?! こういう(見やすい)形で公開するのって、かなり意義あると思う。 以下見ると、東京大学の節電の姿勢がわかります。 東京大学の電力削減取り組み | 東京大学 3月11日に東北地方太平洋沖で巨大地震が発生し、本学では災害対策本部を設置し対応にあたっております。 本コーナーでは、本学の電力削減取り組みについての情報を掲載しま
TOYKO — A Japanese government agency that spent several years evaluating the Fukushima Daiichi nuclear plant declared the facility safe after dismissing concerns from a member of its own expert panel that a tsunami could jeopardize its reactors. Yukinobu Okamura, a prominent seismologist, warned of a debilitating tsunami in June 2009 at one of a series of meetings held by the Nuclear and Industria
未知状況で安心を伝える 原発災害の当初、情報が錯綜して、不安になった。そんな頃に発信された、日本の原発についてのお知らせ という、英国大使館の現状に対する見解をまとめた文章を読むことで、大きな安心感が得られた 「ワーストシナリオとその対策を語る」こと、「今公開されている情報を吟味して、そこから導かれた見解を述べる」こと、「今までに発生した「本当の最悪」との比較を行ってみせる」ことが、未知の恐怖におびえている状況を安定化させるのだと思う 「大丈夫だ信じろ」という言葉では、安心感が得られない。「ワーストはこうだ。対策はできる」と言われると安心できる 「安全な最小値」と比較して何倍、という表現は安心につながらない。「本当の最悪と比較して何分の一」という言い回しは、同じ大きさを表現するにしても、安心感がある 根拠を示さずに「大丈夫です信じて下さい」を繰り返す人は信頼されない。すでに公開されている情
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