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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (16)

  • 「韓国人は感謝を知らない」などと危機にさいして自己を投影する日本人 - 法華狼の日記

    台湾へワクチンを供給したのと同じように韓国に供給しないのか、と問いかける形式で差別と偏見を開陳する匿名記事があった。 なぜ韓国にはワクチンを供与しないの? 匿名記事の論調にひきずられるように、はてなブックマークにも偏見を重ねるコメントが多数ある。 [B! 増田] なぜ韓国にはワクチンを供与しないの? そのなかでも特に気になったのが、台湾の支援に感謝するのはいいとして、なぜか韓国が感謝しないという話をはじめる人々だ。 id:honeybe 台湾には震災とか台風や大雨で大きな被害を被った時にすごく助けてもらった恩もある。アメリカの後押しもあってワクチン供与が決まったっぽいし背景はぜんぜん違うと思う。 id:sadn 感謝もされないところにはあまり関わらない方が良さそう id:circled 感謝という言葉や行為を知ってる国:台湾 とにかくいちゃもんつけてくる国:韓国 id:tetteke

    「韓国人は感謝を知らない」などと危機にさいして自己を投影する日本人 - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2021/06/06
    処理水関連で言えば、某国は手前のCANDUを棚に上げて、という思いが強すぎてなあ。
  • マンガ『いちえふ 〜福島第一原子力発電所労働記〜』の作者は、警報音を切っていたのか鳴らしていたのか - 法華狼の日記

    福島原発における現場作業体験をルポ漫画化した竜田一人氏が、下記のようにツイートをしていた。 「普通に人が住んでる地域」において「終わりなき戦い」がつづけられていることは矛盾ではないが、個人の感想としては理解できなくもない。事実がどうであれ、それを描写として採用したことがドキュメンタリの演出の一環であることも間違いない。 いずれにせよ、これを読んだだけなら、なるほど原子力発電所の現場においては線量計の音を切って仕事しているのかと、一種の体験談として興味深く思えたかもしれない。 現場で音を切っていることを裏づけるような第三者のツイートもあった。 しかし、竜田一人氏は以前に毎日新聞インタビューで下記のように答えていた。 キーパーソンインタビュー:「記録を意識」 漫画「いちえふ」作者・竜田一人さんに再び聞く - 毎日新聞 建屋内の作業でヒュヒューイとAPDの警報音が鳴り響くのはあまり気持ちがよいも

    マンガ『いちえふ 〜福島第一原子力発電所労働記〜』の作者は、警報音を切っていたのか鳴らしていたのか - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2016/02/23
    別の線量計の話なだけじゃ?
  • 「江戸しぐさ」と「小笠原流礼法」の影響関係 - 法華狼の日記

    前者を偽史で成立したマナーとして批判し、実際に歴史ある後者を推す意見を見かける。ひとつひとつを名指しはしないが、「“江戸しぐさ”“小笠原流”」といった単語で検索してみると複数ある。 両者の歴史についてくわしくはないのだが、たまたま別件で調べていた時、両者を同時に肯定的にとりあげている論文『作法学の構想』を大学サイトで見かけた。 作法学の構想 日の伝統的礼式(たとえば小笠原流)では,作法に対する用語を儒教的人倫を基準としているためか「礼法」と称している.しかし「礼法」の「礼」では「礼式・儀礼」など、対人場面での儀式的な所作の規範に限定されるニュアンスがある。ところが伝統的作法(書)でも実際には,風呂に入る時にどちらの足から入るべきか(たとえば「中島摂津守宗次記」)など、日常のさまざまな非対面場面での動作法も含まれる。 これからの作法の構成を考えるとき,伝統的作法体に根的に欠けていた要素が

    「江戸しぐさ」と「小笠原流礼法」の影響関係 - 法華狼の日記
  • 小説をパクられたあげく「オリジナルの方を消してもらえませんか?」と言われた被害者が、まったく同じパクリをしていたことを確認 - 法華狼の日記

    発端は、被害者というchomitama氏による下記ツイートだった。 はてなブックマーク - Twitter / chomitama: 昼からの摸倣犯の理不尽なメールです。世の中にはこのような方もいるということで書き手さんの皆様はお気をつけください。 ツイートを見ると、パクリをした加害者から送られたというメールのキャプチャ画像が公開されていた。画像を信じるなら、加害者は「めど」という名前らしい。 文体はそのままで登場人物だけを変えた小説を投稿し、それがパクリあつかいされる状況を止めるため、パクリ元にした被害者の作品を消すようにたのむ。なんとも身勝手すぎる内容のメールだった。 このツイートで被害者は盗作者を「模倣犯」と誤って表現していたが、後で正確な表現だったとわかる。 一連のツイートは下記Togetterにまとめられ、注目を集めた。現時点で、はてなブックマークが400以上もついている。 小説

    小説をパクられたあげく「オリジナルの方を消してもらえませんか?」と言われた被害者が、まったく同じパクリをしていたことを確認 - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2014/08/04
    おやまあ。"ただメールに書かれた手法とchomitama氏は同じ手法をとっていたので、chomitama氏が第三者からの批判メールを改竄して利用した可能性も"
  • 生活保護不正受給に対して税金が奪われたかのように怒るなら、高速増殖炉もんじゅに対しても同じくらい怒りを向けられないものか - 法華狼の日記

    もちろん人間は怒りをおぼえる原因はさまざまだし、一種の与太話とは自覚しているが、たまたま不正受給額と維持費が同じくらいなんだよね。 なぜ生活保護の不正受給は増えているのか(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース 生活保護の不正受給 件数金額とも過去最悪 3月16日 16時10分 NHK配信 働いて得た収入を申告しないなど生活保護の不正受給が明らかになった件数は平成24年度、全国でおよそ4万1000件、金額は190億円を超え、件数、金額ともに過去最悪になったことが厚生労働省のまとめで分かりました。 http://sankei.jp.msn.com/region/news/131225/fki13122502070002-n1.htm 政府が24日に発表した平成26年度予算案。日原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の維持管理などの経費で前年度比25億円増の199億円を

    生活保護不正受給に対して税金が奪われたかのように怒るなら、高速増殖炉もんじゅに対しても同じくらい怒りを向けられないものか - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2014/04/17
    無関係にリンクさせて語られると賛同すべき主張に賛同できなくなるからやめてほしい。
  • 子供のうちに読んでおきたいSF短編マンガ十篇 - 法華狼の日記

    どれだけの人間がSFについやせるような無駄な人生を歩んでいるかはさておいて、今回は普通に推薦したい十篇を紹介しよう。 どれも入手しやすく面白い短編作品ばかりだ。できるかぎりネタバレをさけたが、どうしても真相にふれてしまう部分もあるので、その点は注意しておく。 『ドラえもん』5巻「ドラえもんだらけ」 のび太がドラえもんに宿題をたのんだ夜のこと。眠っているのび太の頭上をドラえもんやのび太が走り回る。そして次の朝、荒らされた部屋で傷だらけになったドラえもんを発見したのび太は、謎の真相をさぐろうとタイムマシンに乗り込む。 いかれたナンセンスギャグマンガにして、子供向けタイムスリップSFの金字塔。机の中のタイムマシンという道具ひとつ、廊下をはさんだ部屋ふたつ、登場人物ふたりという極めて限定された条件から、時間を超えたドタバタサスペンスが展開された。探偵役の捜査が事件に影響をおよぼすところは、観測者問

    子供のうちに読んでおきたいSF短編マンガ十篇 - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2013/05/15
    えー。他にもあるだろう。ミノタウロスの皿とかヒョンヒョロとか気楽に殺ろうよとか(結局Fかいw)
  • ウナギが食べられなくなるのは、きっとそういう態度のせいだよ! - 法華狼の日記

    「ALLABOUT」のウナギ稚魚不漁記事で、とんでもない記述がオチになっていることを知った。 http://allabout.co.jp/gm/gc/293126/ 記事が説明している内容そのものは、そう間違っているという感じではない。日の乱獲には言及していないが、海外で規制が進んでいることを説明している。ここまでは「ビジネススキル・仕事術」の「世界のニュース・トレンド」カテゴリらしい記事の体裁を保っている。 問題は最後のページだ。 http://allabout.co.jp/gm/gc/293126/3/ 個人的な話になりますが、私もウナギが大好きでして、ウナギが卓から消えたら大変残念に思ってしまいます。しかし今回の禁輸の根底にあるのは、地球上のウナギが減少しているという事実であり、それはどうしようもありません。このまま獲り続けても、結局は絶滅してしまうだけでしょう。 この現状認識で

    ウナギが食べられなくなるのは、きっとそういう態度のせいだよ! - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2012/02/12
    ブログ主の言わんとするところには同意するが、うなぎも鮪も深海魚も到底持続可能と思えない形で産業が成立しており、そういう態度に走る人が出ることもある意味当然の様にも思える今日この頃。
  • 平成ガンダムで敵メカが活躍している映像や画像の紹介集 - 法華狼の日記

    最近のガンダムは量産機が活躍しないから、昔と違って量産機の玩具が売れないという主張がある。下記コメントが代表だ。 「今のガンダムは敵メカの見せ場がない、敵役のおもちゃが売れないのも自業自得」という論。 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE- ガンダムはその後「リアルな戦争もの」としての評価を確立されてしまいます。「リアルである」と見られるということは、「リアルでない」というツッコミを切り返す理屈なり根拠をもってなければならない、という点がスタッフを縛り、結果として「主人公のガンダムと勝負できるのは敵のガンダム、その他量産ロボは雑魚」という方法論がひとつの定型になってしまいました。プロレスに例えるなら、中堅レスラーがやっていた「敵メカ」を練習生にやらせるようなもので、じゃあ(ただやられるだけの)練習生にファンがつくのかといったらそりゃ無理ですよね(笑)

    平成ガンダムで敵メカが活躍している映像や画像の紹介集 - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2012/01/25
    "OVAは巻を重ねるごとに売れ行きが落ちる傾向があるという"でぃあごすちーにとかと同様な理屈なのだろうか。
  • 東電の津波や地震の想定についてメモ - 法華狼の日記

    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032390071412.html 東日大震災による大津波が発端となり、世界有数の原発事故を起こした東京電力福島第一原発。その設計や安全性の検証を担った東芝の元社員二人が紙の取材に応じ、「設計時は、これほどの津波は想定していなかった」と証言した。東電の想定していた津波は最高で五・五メートル。実際には倍以上高い十四メートルを上回る大津波が押し寄せており、二人は設計に想定の甘さがあったと口をそろえる。 取材に応じたのは、一九七〇〜八〇年ごろに同原発の安全性を検証した元技術者の男性(63)と、七一年から順次稼働した同原発1〜3号機と、5〜6号機の設計に加わった元設計者の男性(69)。 タービンの安全性の検証に携わった元技術者は、原発の設計図の青焼きを見ながら「今回のような大津波やマグニチュード(M)9は、想像もで

    東電の津波や地震の想定についてメモ - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2011/03/25
    地形の違いとか考慮せずに高さだけ比べるのは乱暴に過ぎるだろう。しかし福島については貞観津波の影響が立地時点での地層調査等で見つかってなかったのだろうか。
  • 熊森協会はイメージが良い - 法華狼の日記

    伊藤剛氏が専門学校において、漫画家がおちいりやすい危険性をきちんと教える、実践的な授業をしているらしい。 なるほど、熊森協会のような行動を好意的に描いた作品は出てきてもおかしくない。戦争歴史政治を描くよりも一見して安全な正論に見えるからこその危険性。個人的に『美味しんぼ』あたり危ないんではないかと。 そういえば漫画でこそないが、先日の高校生が制作して高評価されたドキュメンタリーも存在している。いずれフィクションに登場する可能性は充分にあるだろう。 http://www.mbs.jp/voice/special/201010/15_30419.shtml

    熊森協会はイメージが良い - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2011/01/01
    "情緒的な、口当たりのよい主張に「なんとなく」流され、目的を遂行しているように見えてその実逆効果だったり、いらぬ副作用をもたらすことには反対、批判ということ"
  • しごく真面目に『宇宙戦艦アキバ』の感想 - 法華狼の日記

    http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20080703/1215052052 SS*1としては普通だ。あえて安っぽい描写や設定を入れて読者の突っ込みを誘うところもふくめ、ネット小説では一般的な作り。 文章についても、もっと読みにくいネット小説が多いことを思えば、けして悪い部類ではない。冒頭の「パシュー」については、オノマトペそのものの可否というより、使うタイミングの問題だろう。知る限り、ライトノベルで冒頭から擬音語を使う作品は少ない*2。それなりに擬音語を用いる文脈ができあがっているように感じる。 また、展開と関係のないディテールの甘さは横に置き、物語の根幹となっているゲーム理論はSFで使われることが少なくない。異星人との遭遇を描く「ファーストコンタクトもの」でよく使われているはずだ。一例として、山弘『サイバーナイトII』において人類と異なる知性体の行動理念でゲ

    しごく真面目に『宇宙戦艦アキバ』の感想 - 法華狼の日記
  • ホメオパシーの民族浄化 - 法華狼の日記

    http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100921/1285087851 id:Midas バカ勢ぞろい, ああ勘違い ↓お前らのやってる事は明治になって近代化を唱えるバカどもがユタやノロを始めとする沖縄のシャーマニズムを弾圧したのと同じ。恥を知れ。今すぐ民族浄化をやめよ/↑君の言ってるのは「人殺し」の理屈 id:Lhankor_Mhy 2010/09/22 すでに同じはてなブックマークページでid:Lhankor_Mhy氏とid:tikani_nemuru_M氏が批判しているが、専門教育の場に偽科学が持ち込まれたから問題になっているのだ。科学を装わず、偽薬以上の効果がないシャーマニズムとして自らを位置づけるならば、ホメオパシーがこれほど危険視されることはなかっただろう。 何度も報道で取り上げられている新生児事件も、ビ

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    mobanama
    mobanama 2010/09/25
    偏った人物だとは思っていたが、ここまで味噌糞とはいっそ屋根屋の金玉。
  • 毎日新聞記事の出来不出来が激しいことについて少し - 法華狼の日記

    2010-02-23 毎日新聞にも関わらず、きわめて良い記事である。記事の良し悪しは記者個人の能力に左右されるのであろう。 毎日は一応全国紙ながらも、朝日や読売よりも会社の力が弱く、結果として記者個人の裁量が広い。きちんと個々の記事を管理していないという批判はできるものの、インターネットで累積された毎日新聞の問題点だけを印象に残していると、全体の評価を見誤る。 良い部分も多い傍証として、毎日は以前から新聞協会賞を最多受賞していることを指摘しておこう。賞というプラス面だけを評価する基準ならば、毎日は恒常的に突出しているのだ。 このことは、元毎日記者の佐々木俊尚氏も自身の経験として語っている。それも、全体としては毎日を批判する記事の中で。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan しかしそうしたガバナンスの欠如は、悪いところであるのと同

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    mobanama
    mobanama 2010/02/26
    "毎日記事は署名している記者の固有名詞で判断するべき固有性がある、かも、という話"わしもそうおもう。けどほめる時は個人をほめて、けなす時は侮日としてけなしている傾向がある気がする。
  • 国防について万が一の可能性を考慮するのは当然だ - 法華狼の日記

    「都市型社会と防衛論争」 - Apeman’s diary 上記エントリから連想した一般論だが、他国が侵略してくる可能性を考慮することと、軍備を増強することの間には、大きな開きがある。 「万が一の可能性」を根拠にして軍備の必要性を主張する者が、他方で軍隊が不利益をもたらす「万が一の可能性」は考慮せず、ともすれば軍事力が暴走する可能性について指摘する者を揶揄する光景は、そう珍しいものではない 現在の日でも、たとえば田母神元航空幕僚長を生んだ自衛隊の状況や、イラク戦争における駆け付け警護の意図を表明した政治家の存在くらい、考慮に入れるのは当然だろう。 現実主義を目指すなら、「万が一」という言葉は、「万が一」ほどにも対価を支払う必要がない問題に限って用いるべきだろう。もしくは、様々な「万が一」があることを念頭に置かなくてはならない。 軍備にはコストもかかればリスクもある。おそらく他国の侵略と同

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    mobanama
    mobanama 2010/01/05
  • 塩うめえ! - 法華狼の日記

    鶏のササミを水で炊き、生のワカメと刻んだタマネギを合わせたサラダを良くべる。 先日、大豆ごはんをべた時、大粒の塩が余ったので、そのサラダにかけてみた。 すると、想像をはるかに超えて、うまかった。 いつもは淡白にしか感じないササミの香りがふんわりと、ワカメの舌触りも自然*1。何よりも、タマネギのシャキシャキした歯ざわりが、ドレッシングに浸かった場合と違って消えることがない。……なるほど、サラダの根はソルトだ。 もともと素材の味を楽しむことが好きで、たとえばコロッケやトンカツにはソースをかけなかったりするのだが、それでも山岡士郎の気分がわかるほど美味に感じるのは珍しい。 ……ただ、塩は微妙な量の調整が必要だから、注意しないとすぐかけすぎて不味くなるので注意。 山岡士郎といえば、ごはんに冷水をかけるだけの料理は、当にうまい。 料理と呼ぶべきかもわからない簡素なメニューだが、そのうまさは『

    塩うめえ! - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2009/09/20
    "実感信仰は疑似科学との親和性が高いが、料理の評価は実感そのものでなので、それだけを理由として批判することは難しい。個人的に『美味しんぼ』の評価に悩む一因だ"
  • 『原爆のせいじゃなかとですか 〜長崎・原爆症認定への闘い〜』 - 法華狼の日記

    NHK制作、国家から認められない原爆症患者を描いたドキュメンタリー。原爆症認定訴訟から、様々な放射線障害の研究まで。 原爆症と認定されない障害が、やはり放射線が原因だという仮説がいくつか紹介されているが、どれも可能性にとどまり、現在の訴訟にどれだけ寄与しうるのかが難しいところ。学者としてはそういう態度を取るしかないのはわかるのだが。 国が認定する放射線量は砂漠核実験を基にしていて、廃虚や人体から発生する放射線を考慮に入れていないという指摘も。これは先日の『NHKスペシャル 核クライシス第1集』*1と繋がっていて興味深い。 他、原告団代表が自身の症状を原爆によるものかどうか自身でも迷っている苦悩や、そういった症状を不明確な状態まま長期間放置したさまざまな存在への批判が印象に残った。 社会から打ち捨てられた人々はここにもいる。 *1:平面における核爆発で衝撃波はは一度通りすぎるだけだが、都市部

    『原爆のせいじゃなかとですか 〜長崎・原爆症認定への闘い〜』 - 法華狼の日記
    mobanama
    mobanama 2007/08/10
    『原爆症と認定されない障害が、やはり放射線が原因だという仮説がいくつか紹介されている』どこかでそれをまとめてくれてないかしらん。
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