自公政権に退場を求め、「新しい政治の中身を探求する時代」 2007年7月の参議院選挙で、自公政権が歴史的大敗の審判を受けたとき、日本共産党は、「自民・公明による古い政治の枠組みをつづけていては、日本の前途はないとの国民の判断がくだった」とのべるとともに、「国民が、自公政治に代わる新しい政治の中身を探求する新しい時代、新しい政治のプロセスが始まった」ことを、国民に訴えました。 それから2年。今回の東京都議選は、ふたたび自公政権へのきびしい拒否の審判をくだす結果となりました。東京での2007年参院選での比例代表の得票と、今回の都議選の得票を比較すると、自公両党の得票は、226万票から220万票へと後退しました。民主党の得票は230万票で横ばいとなっています。日本共産党は55万票から71万票に前進しました。わが党が議席を後退させたことは残念ですが、政党間の基礎的力関係をしめす得票で、自公が後退し