りそなホールディングスは22日から、スマートフォンのアプリで入出金の明細を表示できる期間を無期限に延ばす。これまで預金者が遡れる取引は過去13カ月分までだった。りそな銀行と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行で普通預金口座を持っている人が対象で、2018年12月以降の全取引がスマホで照会できるようになる。3行で稼働している普通預金口座は計1300万以上にのぼる。このうちスマホなどで明細を確認する無通
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NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」で提携する銀行口座から不正に預金が引き出された問題で、2019年5月にも同様の不正被害があったことが9日、明らかになった。ドコモはその後も本人確認を厳格化する対応をとっていなかった。今回の問題では本人確認の甘さが指摘されており、過去の教訓が生かされなかった可能性がある。 ドコモなどによると、19年5月、提携を開始したりそな銀行の口座からドコモ口座に不正な入金が確認された。何者かが預金者になりすまし、銀行の口座番号や暗証番号を使って銀行口座から預金を引き出したとみられ、今回の問題と同じ手口だった。多額の被害が出たのを受けて、ドコモとりそなは同月中に銀行口座の新規登録を停止した。
500行参加、休日や深夜決済可能でネット通販に利便性 全国銀行協会(全銀協)は9日から、24時間365日いつでも他行口座にお金を即時に振り込める新システムを稼働させる。全銀協に加盟する全国の金融機関の約500行が参加。休日や深夜の決済が可能になり、インターネット通販などで利便性が高まりそうだ。 銀行間の振り込みは、全銀協が運営する「全銀システム」で行われている。これまでの稼働時間は平日午前8時半~午後3時半で、他行への当日振り込みの受け付けは午後3時までだった。それ以降や土日祝日の振り込みは翌営業日まで処理されなかった。 9日からは大手や地方、ネット系銀行、信用金庫、信用組合などが新システムに参加。このうち準備が整った三菱UFJ銀行や三井住友銀行など一部で24時間365日即時振り込みが実現する。他の地方銀行などは準備が整うまで受付時間を夜間に延長するなどして対応する。みずほ銀行は自行システ
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