徹底したパートナー連携が “クラウド元年”のカギ マイクロソフト 代表執行役 社長 兼 米マイクロソフト コーポレートバイスプレジデント 樋口 泰行 氏 「ベンダーの論理を押し付けてはダメ。お客様の経営課題を頭に入れながら相談に乗れる会社にならないと」――。マイクロソフトの樋口社長は、かつてユーザー企業であるダイエーの経営再建に取り組んだ時代の経験を踏まえて、自社の姿勢をこう戒める。その樋口社長に、同社が“クラウド元年”と位置づける2010年の事業戦略をじっくり語ってもらった。企業向けソリューション事業もクラウド事業も、パートナーとの連携強化が最大のカギになるという。(聞き手は 吉田 琢也=ITpro編集長) 大手IT企業のトップとして、今年の景気動向や企業の経営環境をどう見ていますか。 景気は回復の方向にありますが、まだまだ予断を許さない状況です。特にグローバル展開している製造業のお客様
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