最近、バナナジュースやスムージーを扱う店を街中でよく見かけますよね。 タピオカドリンクの次にトレンドになるのではとSNS上でも話題になっていて、健康志向の高まりで栄養価の高いバナナへの注目が高まっています。 青果店でも、いまバナナが売れているといいます。 「八百屋にとってバナナとは、食卓で言えば白米みたいな存在ですよ。一年中、売り場に欠かせません」 こう話すのは、東京・北区の青果店「スターフルーツ駒込店」の上岡勝さん。 平日の午前中に店を訪ねると、軒下の一角には、山と積まれたバナナのケースがありました。 上岡さんによると、外食が減って料理をする機会が増えたためか、新型コロナが流行する前と比べて来店客が2割近く増えています。 まっさきにバナナを買い求める子連れ客、野菜のついでに買う高齢者とさまざまですが、バナナケースの前では多くの客が立ち止まります。 多い日だと1日に560房が売り切れるそう