パナソニックによる三洋電機子会社化交渉で、三洋の大株主である米証券大手、ゴールドマン・サックス(GS)グループが、三洋株を優先的に買い取ることができる権利(先買権)を行使する場合、大株主である金融2社が保有する普通株換算で約41%分の株式をすべて買い取らなければならないことが6日、明らかになった。この場合、一般株主の保有株も対象に株式公開買い付け(TOB)を行わなければならない。GSは1兆円以上の資金が必要となり、「実施は困難」(証券関係者)との見方も出ている。 先買権は、GS、大和証券SMBC、三井住友銀行の3社が2006年に普通株換算で約70%の優先株を三洋から引き受けた際に3社で取り決めた。 GSは買い取り価格が普通株換算で1株当たり130円前後というパナソニックの提案を拒否し、交渉の切り札として先買権の行使を検討している。 GSが他の2社から三洋株を買い取ろうとすると、保有比率が発
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