ウォール街がマーク・ザッカーバーグへの信頼を取り戻す中、メタの株価は1月19日に最高値を更新した。同社の株価は、2022年秋につけた底値から劇的な復活を遂げている。 メタの株価は19日の市場で2.2%上昇して384.36ドルをつけ、2021年9月につけた日中最高値の384.33ドルを更新した。 同社の株価は、終値の最高値の382ドルも上回り、2021年のピーク時から77%の暴落となった22年11月のどん底から劇的なカムバックを果たしている。 メタの株価の21年から22年にかけての暴落は、市況の悪化と金利の上昇がハイテク株の重荷となる中で起こったが、その始まりは、21年10月末に社名をフェイスブックからメタに変更したザッカーバーグが、メタバースへの注力を打ち出したことだった。 同社の拡張現実(AR)と仮想現実(VR)部門のリアリティラボは、22年に137億ドル(約2兆円)の営業損失を計上し、