2021年11月12日 NHKが各地の自治体で発表された新型コロナウイルスの感染者数を元に、1週間平均での新規感染者数の傾向について前の週と比較してまとめところ、全国の感染者数はことしに入って最も少ない水準が続いています。一方、東京都などではやや増加するなど下げ止まる傾向が見られています。 政府は11月12日、新型コロナウイルスの第6波に備え、対策の全体像を決定しました。 「第6波は来るのか?」「来るとすればいつなのか?」 5人の専門家に取材しました。 数理モデルが専門(厚労省 クラスター対策班参与 古瀬医師) 「第6波は、この冬にも来る可能性が高いのではないか」と話すのは、数理モデルを使った感染症疫学の専門家で厚生労働省のクラスター対策班参与を務める、医師の古瀬祐気さんです。 古瀬さんは、これまで新型コロナに関する厚生労働省の専門家会合などで、感染状況のシミュレーションを担当してきました
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