能登半島地震で、被災地は救助やインフラ復旧の遅れ、不十分な医療や支援物資、孤立状態など、さまざまな苦境に直面している。それらの目詰まりの主因は、半島の道路寸断だ。政府は道路を切り開く作戦を急ピッチで展開している。 本州の中心から北に突き出た能登半島は山地が大半を占め、そこに集落が点在する。「能登の大動脈」と呼ばれる国道249号は半島の沿岸を囲むように走り、山肌を縫うように県道や農道が通っている。 しかし、1日に発生した地震によって8日午後2時現在、その国道249号は少なくとも24カ所で土砂崩れなどによる通行止めが発生。甚大な被害が出ている石川県輪島市や珠洲(すず)市の市街地につながる道路は、1本ずつしか確保できていない。「陸の孤島」と化した能登半島で、住民たちは過酷な生活を強いられている。 四方を山に囲まれた石川県輪島市打越町地区。1日の激しい揺れで自宅の外に出た区長の谷内(やち)均さん(
「日本の田舎の国道沿いは全部これだよな」と、田舎でよくある光景を切り取った写真が、Twitterで約5万9000件のいいねを集めるほど話題になっています。 話題になっている写真に写っているのは日本のどこかにある大きな道路。片側二車線の通り沿いには、有名チェーン店の巨大な看板がところ狭しと並んでいます。 青々とした空の下に並ぶ色とりどりの看板は、運転中でも目につきやすいようにするためなのか、競うように高い位置に掲げられているのが印象的です。 チェーン店が立ち並ぶ国道沿い(Photo by Drph17) 写真を見た人からは、「そうそうこれが繰り返し繰り返し出てくる」「同じアセットを再編集して作ったのかな?って思っちゃうw」といった共感の声や、「田舎は田舎だけどぼちぼち栄えてる方」「ゴリゴリの田舎というより、大きな地方都市の郊外が全部これって感じですね」といった反応のほか、「ガチの田舎の国道沿
神奈川県の国道135号線では、高波の被害が起きやすい区間で30年に1度の高波にも耐えられるよう工事が進められ、一部は完成していましたが、今回、被害が出ていたことがわかりました。 30年の1度の高波を想定して、堤防の高さが海抜10.5メートル以上になるように整備し、道路も最大で3メートルかさ上げする計画です。 一部は完成していましたが、今回は工事が終わったところでも想定を超えて被害が出ていたということです。 また、国道135号線の南側を走る神奈川県の「真鶴道路」では、湯河原町の福浦インターチェンジ付近で、高波によって道路沿いのフェンスが押し倒されたり、ガードレールが壊れたりする被害が出ました。 波は道路を超えて、その先にある公園や住宅にも達していたということです。 真鶴道路を管理する神奈川県道路公社は「波が道路を超えたのは初めてのことで驚いている。早急に対策を考えていかないといけない」と話し
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