米海洋大気局(NOAA)が公開したハワイのマウナロア観測所の写真=2019年/Susan Cobb/NOAA Global Monitoring Laboratory via AP (CNN) トランプ政権が提出した予算案は、ハワイのマウナロア観測所の閉鎖を求めている。同観測所は1950年代以降、人為的な気候変動の最も決定的な証拠を収集してきた。 マウナロア山の山頂にある同観測所は大気中の二酸化炭素を測定している。二酸化炭素は、他の地球温暖化を引き起こす汚染物質とともに、気候変動の直接的な要因となり、海面上昇を引き起こし、食料システムを破壊している。 トランプ大統領の予算案は、アラスカ北部から南極まで広がる米政府の温室効果ガス監視ネットワークを含む、他の多くの気候研究所への資金提供も打ち切ろうとしている。 しかし、トランプ氏の最も顕著な標的となっているのは、マウナロア観測所だ。同観測所で5
