以下の①~④のとおり、バタフライの泳ぎ方のはじまりに関する人物や年は資料によって違う。詳細は以下のとおり。 ①では、「第二次世界大戦後日本が初めて参加した1952年のヘルシンキ・オリンピック大会では、200メートル平泳ぎ決勝出場者全員が、バタフライ泳法でした。ここでいうバタフライ泳法とは、手は蝶蝶のように羽ばたかせるのですが、足はまだ蛙足というスタイルでした。戦後のこの時代は、体を左右対称に動かす泳法を「平泳ぎ」といっていたので、バタフライのように手を上にあげても規則違反ではなかったのです。このバタフライ泳法は、従来の平泳ぎに比べればとても早く泳ぐことができたので、今までの蛙足の平泳ぎではとても勝てないことがわかってきて、この大会以後、平泳ぎ種目でのバタフライ泳法は禁止されることになってしまいました。そして、1954年に、バタフライは平泳ぎから独立した種目となりました。ところで、現在のドル