CESを見ていて一つ気がついたことがある。それは、ConsumerElectricShowだからかもしれないが、PCがコンテンツ視聴デバイスとしてみなされなくなったことである。 3年前までは、PCの存在感はとても大きかった。新しいグラフィック、新しいチップセットが消費者に素晴らしい体験をくれるものとして展示されていた。今、そうした見方はほとんど無い。映像は、デジタルテレビで見る。PCは無視されるか、せいぜいが家庭内サーバーに映像を貯めるためのゲートウェイとして捉えられているに過ぎない。 昔、アクトビラに至るIPTVを経産省内で提唱するとき、天秤は、PCとNon-PCはデバイスとして全く切り分けるべきだといっていた。そして、PCとNon-PCは、ユーザーがプログラムを「自由に」インストールできるかどうかで区別する*1のだと説明していた。不幸にして、幹部を始めほとんどの人には理解されなかったよ