【ワシントン=大内清】2020年米大統領選での敗北を覆すため、開票プロセスに干渉したなどとして南部ジョージア州の大陪審に起訴された共和党のトランプ前大統領は8月31日、同州フルトン郡の裁判所に正式に「無罪」を主張する書面を提出した。9月6日に予定されている罪状認否手続きには出廷しないとしている。 米メディアによると、ジョージア州では刑事事件の被告による対面での認否手続きの免除を認める制度がある。トランプ氏はこれまでに起訴された3つの事件では出廷し無罪を主張したが、同州では認否手続きの様子がテレビで生中継される可能性もあるため、今回はイメージが損なわれかねない点を考慮して出廷を回避したとみられる。 事件を担当するウィリス地方検事は、起訴されたトランプ氏やその側近ら計19人の初公判を10月23日に行うよう求めている。これに対しトランプ氏は書面で、準備のための時間が十分に取れないなどとして、自身
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