池田先生は,次のように述べています。 製造業を捨てる必要はないが、競争力のない製造業にこだわると日本経済全体が沈没する。新しい産業を育てて投資機会を増やし、内需拡大することが究極の経済対策だ——という点で、意外にも多くの論者の基本的認識は一致している(これは野口氏も同じ)。ようやく日本でも、まともな政策論争が可能になってきたようだ。 そこまで分かっていて,消費性向の高い中低所得者層の給与水準を更に押し下げ,かつ,この階層にまで,ある日突然解雇されても次の再就職先が見つかるまでホームレスとならずに済むだけの相当の貯蓄を強いる「北風」政策を推進されるというのは不思議でなりません。そりゃ,「供給はそれ自身の需要を創造する」と要約される「セイの法則」というのはあるわけですが,現実には,およそ全ての商品は原材料費等の要因故に価格に下方硬直性がある(だから,一般労働者の労賃をただ同然に引き下げたところ
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