広島県が広島市内4区で計画している無料、任意の大規模PCR検査の概要が26日、分かった。住民と働く人のうち約28万人が受けると想定。1日当たり約8千件を検査し、1カ月程度で終えるのが柱となる。県は必要な費用を約10億円と見込んでおり、2月3日に開会予定の県議会臨時会に諮る2020年度補正予算案に計上する方向で最終調整に入った。 県は大規模PCR検査について、感染者の多い広島市中、東、南、西区で実施し、住民は約60万人、働く人は約10万~20万人いると説明してきた。複数の関係者によると、検査は無症状の人を対象とする上、任意で受けてもらうと位置付けているため、実際の人数を約28万人と見込んだ。 検査件数は1日当たり約8千件とし、終了までに1カ月程度かかる見通し。4区の住民向けには、唾液の検体を採取する場所を複数設ける。4区外から働きに来ている人には、職場を通じて検査を受けてもらう手法を探る。複
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