奄美空港で6月5日、車いすの男性客がバニラエア(VNL/JW)の奄美発関西行きJW874便に搭乗する際、タラップの階段を自力で上っていたことが、同社への取材で28日にわかった。 バニラの奄美発着便は、成田空港と関西空港から1日1往復ずつ就航。奄美空港には搭乗橋(PBB)を備えた駐機場が1カ所しかなく、他社便がない時間帯に到着する成田便はPBBを使用しているが、関空便はPBBの使用時間が他社便と重複するため、PBBがない駐機場に入り、乗客はタラップで乗り降りしている。 バニラによると、男性客が奄美空港のカウンターで搭乗手続きをする際、複数の付き添い人がいたことから、空港の地上係員は付き添い人たちの援助があれば、タラップの階段を上がれるかを男性に確認。大丈夫だと返答を得たという。 同社では安全上の観点として、タラップでバランスを崩し、転倒するなどの危険があることから、車いすごと担いだり、抱きか
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