拙訳『デジタルネイティブが世界を変える』、小飼弾氏に書評をいただいております(「今からやつらに任せろ – 書評 – デジタルネイティブが世界を変える」)。かなり好意的なレビューですが、弾さんは本書のようなテクノロジーに対する全面的オプティミズムは好きそうなので当然とも言えましょう。 なお、他人のブログのコメントにリモートで答えるのも何ですが、弾さんのエントリーに「ネイティブとは言ってもその大半はデジタル技術を利用はするものの理解はしていません」などというはてブコメントが入っています。しかし、実はまさにこれこそが「ネイティブ」たるゆえんなのです。デジタルネイティブ(の大半)はテクノロジーがどう動くかなど気にしていません。ただそれを利用するだけです。デジタルテクノロジーを空気のように呼吸しているだけです。これは、ネット世代の親であるテレビ世代がテレビの仕組みなどを気にせずにただテレビを観てきた
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