「ストリーミング音楽配信サービス」。日本では聞き慣れないサービスだが、世界では今、CDを超える利益を出しつつある。 ◆音楽ストリーミング配信はなぜ日本で広がらない!? 縮小する一方の音楽業界を救うかもしれないといわれるサービスがある。この秋、日本上陸が囁かれている『スポティファイ』だ。 今、海外では音楽をストリーミング配信する『スポティファイ』や『ディーザー』のようなサービスが市場を席巻し、CDに取って代わりつつある。ストリーミング音楽配信サービスとは、従来とは違いダウンロードではなく、サーバーにストックされた曲をストリーミングで再生できる仕組み。基本定額制だが、無料で使える範囲が広く、合法的にネットで音楽を聴取できるのだ。 だが、海外では広がっていても、日本での知名度はイマイチ。それはなぜなのだろうか? ◆ストリーミングサービス世界での失敗の歴史 音楽業界に詳しいコンサルタントの榎本幹朗
