全米では3Dより2Dが人気(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. [映画.com ニュース] アメリカで3D映画人気にかげりが出てきたかもしれない、とハリウッド・レポーター紙が報じた。 先週封切られたシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」は、全米ボックスオフィスで9010万ドルという上々の滑り出し。しかし、観客の多くが3D版よりも通常の2D上映を好んでいることが明らかになった。 メジャースタジオの大作映画の場合、公開第1週の興行収入のうち55~65%は3D上映館からの収益となるのが常だった。しかし、同作に関しては3D上映館からの収益が47%にとどまった。そこに3D上映の特別料金が加算されていることを考慮すると、大多数の観客が通常上映を選択したことを意味する。 ただし、同作の配給を手がけるウォルト・ディズニ