東京、変異株で大阪上回る 疑い例、計1万3000人超―厚労省 2021年05月07日19時59分 厚生労働省などが入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関 厚生労働省は7日、変異した新型コロナウイルスの疑い例が4日までに累計で1万3836人となったと発表した。都道府県別では東京都が2789人で、前週まで最多だった大阪府(2472人)を上回った。 コロナ「今抑え込む必要」 変異株拡大を懸念―小池都知事 全国の変異ウイルスの疑い例は、この1週間で3734人増えた。増加幅は前週(4186人)より鈍化したが、連休中の検査数減少などの影響も考えられ、同省は「今後も注視していく必要がある」としている。 厚労省の専門家組織は6日、関西圏では従来株から「N501Y」変異株に置き換わったと推定され、東京都や愛知県でも置き換わりが進んでいると分析。厚労省は各自治体に変異株の抽出検査を患者の40%に行うよう求めて