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ブックマーク / blog.livedoor.jp/editors_brain (8)

  • 編集者の日々の泡:鳥越俊太郎先生、面白すぎるを通り越して少し無残

    2016年07月29日 鳥越俊太郎先生、面白すぎるを通り越して少し無残 Tweet 鳥越俊太郎先生は、近来稀に見るオモシロ芸人ぶり。行政も社会政策も、歴史や地政学もまったく知らないとしか判断しようがない、トンデモ発言を連発するからだ。 水素水の及川胤昭先生センセイとか、「お茶が危険」の自称ジャーナリスト郡司和夫センセイとか、トンデモの人は見てるのが楽しい。信じる人がいるのは怖いけど。ただ鳥越氏の場合は、それはとうに通り過ぎてて、ちょっと無残にすら感じる。老残って奴。死ぬ前の秀吉的というか。 鳥越センセイは先日、「島嶼部の消費税を半額に!」という名言を残した。離島振興策のつもりらしく、イギリスマン島の例を挙げて。 どうやらマン島のことも全然知らないらしい。というのも、マン島は金融王国英国が戦略的に用いているタックスヘイブンだ。通貨だって独自通貨だし。要は、金持ち優遇による税収増を目論んでるわ

    mohno
    mohno 2016/07/30
    「代理人弁護士は示談したことを認めてる」←え、そうなの? そんな話はどこにもなかった気がするけど。もう都知事になれそうにないけど、たくさんブーメランを投げてしまった気はするな。
  • 編集者の日々の泡:講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の……

    2012年02月09日 講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の…… Tweet ところで講談社が伝記「スティーブ・ジョブズ」の販売状況を公開したらしい。 前後編で100万部以上出たわけだけど、赤字だそうだ。 日市場の場合、通常書籍は初版では赤字の「バーゲン価格設定」で販売され、運良く増刷りが掛かったときに黒字化していくのが一般的。 とはいうものの、もちろん増刷りが掛かりまくって100万部出てすら赤字(1冊あたりは50万部だけど)というのは、商品設計になにか決定的な問題点があったとしか思えない。まして1冊約2000円という高額書籍なのに。 理由は高額ロイヤリティーだそうだ。 米国では同書の標準小売価格は35ドル。まあ3000円といったところ。前後編に分かれておらず1冊だ。 日の場合前後編2冊合計で4000円。もちろん英語書籍と日語書籍の市場規模は比

    mohno
    mohno 2012/02/09
    「講談社も読者も米国に貢ぎました」←出版元、だよね。「電子書籍版含めて黒字化したらしい」←だったら、そこまで考えて金額を出したんじゃないのかな。
  • 編集者の日々の泡:手を上げて電子出版を担当 ――その経緯9 「利益が出るか」検討する。売上からコストを引いてみる。うーん(笑うしか)。

    2011年01月13日 手を上げて電子出版を担当 ――その経緯9 「利益が出るか」検討する。売上からコストを引いてみる。うーん(笑うしか)。 Tweet いつもの電子書籍話。いよいよ今日は実際に数字を置いて算段してみる。 売上が大成功で15万、超成功で30万円。ここはお大尽に最大30万円と見込んでそこから費用を割り振ってみる。 まず間接配賦が15%と仮定して、残りは約25万円。 今回は取材費用はゼロ(連載時に償却している)。印税はすでに前々回の計算で計上済みだ。 デザイン費用。電子書籍とはいえ表紙デザインは必要だ。表紙用にイラストや写真の費用も。それにオーサリング費用が掛かる。まずこの段階で早くも赤字になる。 普通に払ってたらとてもじゃないが持たない。 イラストや写真はいさぎよくあきらめる。表紙デザインは、今回、編集部内のデザイナーに仕事を頼んで、彼の人件費は他の案件に配賦することで、デザ

    mohno
    mohno 2011/01/18
    「売上が大成功で15万、超成功で30万円」←ここで既に死亡フラグが。
  • 編集者の日々の泡:水嶋ヒロ「KAGEROU」出版! ポプラ社が「初めての責任販売」に踏み切る「ワケ」

    2010年11月26日 水嶋ヒロ「KAGEROU」出版! ポプラ社が「初めての責任販売」に踏み切る「ワケ」 Tweet 10月にポプラ社小説大賞を俳優の水嶋ヒロが受賞したことは、ご存じの通り。 「水嶋ヒロ」としての投稿を「隠しての受賞」ということで、ずいぶん話題になった。 そのポプラ社だが、彼の受賞作「KAGEROU」で、同社初の責任販売に踏み切るという。 業界の方なら今さら言うまでもないが、書籍の販売形式は、責任販売でなく委託販売がほとんどだ。 委託販売とは、言ってみれば書店の「場所貸し」のようなもの。売れれば書店にマージンが入る一方、売れ残りは返(返品)すれば書店は1円も負担しないで済む(店舗運営資金はもちろん必要だ)。 これに対し責任販売とは、書店が身銭を切って書籍を購入し、売れ残れば損失を書店が被る形式。売れ残りリスクが出版社から書店に移る分、書店が手にするマージンはこちらのほう

    mohno
    mohno 2010/11/27
    「超話題のベストセラーになると「ポプラ社が判断している」」「ポプラ社が企業として小規模なので、リスクを負い切れない」
  • 編集者の日々の泡:ハリーポッターの静山社が「買い切り」に死んでもこだわる理由。 ベストセラーの怖さとは。「書店の発注が水膨れする」ワケ

    2010年03月16日 ハリーポッターの静山社が「買い切り」に死んでもこだわる理由。 ベストセラーの怖さとは。「書店の発注が水膨れする」ワケ Tweet 予想外に長くなった話。なんとか今日は着地させたい。 うーん。どこまで書いたっけ。 そう、「もし返制度がないとどうなるか」からだった。 当然書店では売れ残りのリスクを負いたくないから、「売れるしか仕入れたくない」となる。つまり一部の評価の定まったベストセラー作家のや流行の話題を追ったもの以外の書籍は、仕入れを減らす方向に行くだろう。 つまり、コンビニのラーメン棚と同じよ。定番カップヌードル以外は新商品だけ、みたいな「売り場効率命」になっちゃう。 結果として、書店にこれだけ多種多様な書籍が並ばなくなる。 売れそうもないとか(たとえば詩集とかね)新人作家の、専門書などは置いてもらえないせいで出版自体が減るだろう。部数が減るんで異常に高

  • 編集者の日々の泡:手を上げて電子出版を担当 ――番外編「昨日聞いたとんでもなく悲惨な話」

    2010年11月23日 手を上げて電子出版を担当 ――番外編「昨日聞いたとんでもなく悲惨な話」 Tweet 今日はダイエット話の続き予定だったが、それは明日に送って、電子書籍話を急遽差し込みにて。 電子書籍については私も担当することになったのでここのところいくつかエントリーを上げていて、予定では次回は私が市場を睨んで決めた値付けについてだったのだが、そこからも離れて「番外編」で行く。 なぜ急にイレギュラーなエントリーを上げるかと言うと、昨日ウチの会社の電子書籍販売担当者に聞いた話が、あまりにも強烈だったからだ。 書いちゃおう。 とある出版社のとある部署で電子書籍を発売したものの、現時点で「1部も売れてない」のだという。冗談でなく事実だ。 すげえ! 凄すぎるぞ電子書籍(笑) 斜め上とは言わないが、想像のはるか上の暴君っぷりだ。オレに伝説を見せてくれてありがとう(心)。 紙の書籍なら、どんな

    mohno
    mohno 2010/11/23
    「1部も売れてない」←どう宣伝したのか気になる。「役員からは「出版不況だから電子書籍ガンガンやれ」言われる一方、「電子書籍化に後ろ向きの守旧派出版社乙」扱い受けたりね。」
  • 編集者の日々の泡:手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯2「アップルの凶悪な値付け政策に振り回される出版社」という「構図」

    2010年10月28日 手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯2「アップルの凶悪な値付け政策に振り回される出版社」という「構図」 Tweet 昨日のエントリーの続き。電子出版(というかAppStore)に対するアップルの凶悪な政策について。 なにしろまあ、一般人は知らないだろうけど、アップルの価格マトリックスが変。昨日書いたように紙版で580円の雑誌があったとして、アップルのせいで、これを電子版にして580円で売ることができない。 というのも、紙以上に自由度が高いはずの電子データというのに、AppStoreの値付けマトリックスが極めて硬直的だからだ。 具体的に書いてみる。許される価格は以下だ。 115円 230円 350円 450円 600円 700円 800円 900円 1000円 1200円 1300円 1400円 1500円 (以下略) ――どうよこの変なステップ。なぜか110

    mohno
    mohno 2010/10/29
    AppStore開店前は約115円/$→「値段か…US$に合わせて115円、130円、345円…350円でいいや、460円…450円でいいや、575円…600円でいいや、690円…700円でいいや、面倒くせぇから100円ずつだ、おっと1150円は1200円だな」だろうな。
  • 編集者の日々の泡:手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」

    2010年10月27日 手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」 Tweet ところで私も電子出版を手掛けることになった。興味があるから手を上げたのだ。 すでに実作業は着々と進行中なので、このブログでも折々の編集的な繰り言など上げていく予定。 最初に電子出版に対する私のスタンスを書いておく。 前に書いたように、基的には急速な普及には懐疑的だ。場合分けしてみるが、前も書いたので詳細はそちらで読んでほしい。 とはいえこれは「商売として当面懐疑的」というだけ。出版不況下で各社とも電子出版が役員のウワゴトみたいになってるので(笑)、取り組みは進むはず。それに私も興味があるから手を挙げている。勝算はないけどね。 話を戻すが、まず電子雑誌の場合。 当面無理(少なくとも今の紙の雑誌のスキームでは)。が、まとめちゃえば「広告収入が桁違いに少ない」&「実売部数が少ない」で商売

    mohno
    mohno 2010/10/27
    「iPadとiPhoneユーザー…土台となる母数が1000倍くらい違う」「「中間搾取乙」みたいなコピペ反応」「広告収入が悲惨だから電子版だと」
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