メイ氏は24日に与党・保守党の下院議員幹部と会談する予定で、辞意を伝える見通しだという。 欧州連合(EU)からの離脱を実現できないうえ、離脱について民意を問う2度目の国民投票の可能性に言及するなどして保守党、さらには閣内から辞任を求める声が急速に高まった。 メイ氏を支え議会運営を引き受けてきたレッドサム下院院内総務も22日、メイ氏の離脱方針に抗議し辞任した。 メイ氏はEUからの離脱条件を定めた離脱協定案を下院が可決すれば辞任する考えを明らかにしていた。しかし早期辞任を求める声が高まったことを受け、6月上旬に辞任の時期について明らかにすると述べていた。