「ISのビートルズ」に終身刑 米地裁、邦人殺害にも関与 2022年08月20日05時14分 シャフィ・シェイク被告=2018年2月(シリア民主軍提供)(AFP時事) 【ワシントン時事】米バージニア州の連邦地裁は19日、シリアで米国人らの殺害に関与したとして、過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員で、「ISのビートルズ」と呼ばれたシャフィ・シェイク被告(34)に終身刑を言い渡した。米司法当局によると、被告はフリージャーナリストの後藤健二さん、湯川遥菜さんの殺害にも関与した。 〔写真特集〕過激派組織「イスラム国」 米司法当局は、被告が2012~15年、シリアで外国人を誘拐する計画のリーダーだったと指摘。その上で「米国人と英国人、日本人を人質に取り、恐ろしい死をもたらした」と非難した。 被告は誘拐や殺人共謀などの罪で起訴され、4月に米地裁で有罪評決を受けていた。元英国籍で英国発音の英語を話すこと