コロナ禍で一気に導入が進んだテレワーク。それとともにテレワーク・アプリとして世を席巻したのがZoomだ。リンク一つで立ち上げられ、PCでもスマホでも途切れることなく対話できる使い勝手のよさで支持を集める。だが、この分野はZoomがパイオニアというわけではない。 ちょうど10年前、この分野を席巻していたのは全く別のサービス、スカイプだった。2010年12月時点でユーザー数は6億6300万人に達し、音声・動画通話の累計時間は年2070億分という天文学的な数字を記録。米調査会社テレジオグラフィーのリポートによると、2012年の国際電話トラフィックの3分の1強がスカイプによるものだったという。 世界で一世を風靡したスカイプはなぜ失速したのか? Zoomと明暗をわけたポイントはどこだったのか。関係者を取材した。(取材・文:高口康太/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース 特集編集部) 「スカイプ」は、
![もし10年前にコロナ禍が起きていたら--「Zoomになれなかった」スカイプ(Yahoo!ニュース 特集)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/087ed316e41755124ddb947c0db9922f454c969e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20210208-00010000-ytokushu-000-1-view.jpg%3Fexp%3D10800)