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「こんなに活発に草の根イベントが開催されている国は他にない」---インターネット技術・運用に関するイベント「Internet Week 2008」で2008年11月25日,コミュニティ活動や勉強会をテーマとしたトラック「IT Community Impact! ~世界を変える新たな潮流~」が開催された。 活発に開催される草の根イベント 左から日本UNIXユーザ会の法林浩之氏,カーネル読書会の吉岡弘隆氏,オープンソースカンファレンスの宮原徹氏,IT勉強会カレンダーのやまぐちあゆみ(はなずきん)氏 プログラムを企画したビート・クラフトの小山哲志氏は,日本では各地できわめて多数のIT系コミュニティによる勉強会が開催されていると語る。「週末ともなれば開催数が20件を超えることも珍しくない」(小山氏)。こんなに活発に草の根イベントが開催されている国は日本だけではないか,と小山氏は言う。 日本UNIX
島根大学で2007年度から「オープンソースと地域振興」をテーマにした講義が行われている。オープンソースをテーマにした講義というだけでも珍しいが,この講義のものすごいところは,第一線で施策や開発,ビジネス,教育を現在進行形で行っている当事者が週替わりで教壇に立つことだ。Rubyの作者まつもとゆきひろ氏,長崎県のCIO 島村秀世氏,Ruby City Matsueプロジェクトの仕掛け人である松江市産業経済部参事 田中哲也氏,オープンソースを利用したビジネスを推進している伊藤忠テクノソリューションズ・執行役員 鈴木誠治氏,Java VM上のRuby実行環境JRubyの開発者であるSun MicrosystemsのTim Bray氏とCharles Nutter氏,上海教育ソフト発展会社社長の張永忠氏と上海遠距離教育グループ 電達情報技術有 副社長 郭永進氏など日本に留まらない(講義Blog)。
「歴史的PIアドレス」とは,商用のインターネットが本格化する1995年以前に,プロバイダを介さずに国際的なIPアドレス管理機関からユーザーが直接割り当てを受けたIPアドレスのことである。PIは「provider independent」の略で,「歴史的プロバイダ非依存アドレス」とも呼ばれる。現在,古い時代に配布されたIPアドレスで,管理者不明の状態を解消するために,国内のIPアドレス割り当て組織であるJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)がこの歴史的PIアドレスを回収しようとしている。 現在,インターネット上で利用するIPアドレスは,JPNICから指定を受けた「IPアドレス管理指定事業者」がユーザーに配布する体制をとっている。つまり,ユーザーがIPアドレスを使いたいと思ったときは,JPNICから指定を受けたプロバイダ経由でIPアドレスを割り当ててもらう。歴史的PIアドレス
インターネットの利用に必要なIPv4アドレスの枯渇が間近に迫っている。タイムリミットは約2年後の2011年。インターネット接続事業者(ISP)や,NTT東西を中心としたアクセス回線事業者は,それまでに対策を終えなければならない。対策の中心となるのはIPv6化。同時に,IPv6が浸透するまでIPv4を延命する技術も必要になる。しかし,これらの導入には未解決の課題が多く,時間の余裕は全くない。IPv4アドレスの実情と,いま考えられている対策と課題を見てみよう。 [1]IPアドレス枯渇の現状 [2]枯渇対策 [3]マルチプレフィックス問題 [4]目前に迫るIPv4アドレス枯渇,IPv6移行の技術要件はより難しくなった
「OpenOffice.orgへの全面移行を決心した理由は,Microsoft Office 2007が以前のバージョンと大幅に変わったこと」---会津若松市役所 総務部情報政策課 副主幹 本島靖氏は2008年10月28日,IPAフォーラムの講演で同市のOpenOffice.org導入についてこう語った。 本島氏は「我々はなぜOSSを採用したのか~果敢にチャレンジする理由と効果を探る」と題したセッションで講演。このセッションでは会津若松市のほか,IHI 情報システム部 新事業推進グループ部長 鏑木孝昭氏がSugarCRM導入について,ミクシィ 技術顧問の小山浩之氏がmixiでのオープンソース・ソフトウエア活用について講演した。 5年で1500万円のコスト削減を見込む 会津若松市は2008年5月,市庁舎のパソコンのオフィス・ソフトをOpenOffice.orgに移行すると発表した。すでにOp
なぜマスコミは「マスゴミ」と呼ばれるのか---。筆者の体験談,友人たちの座談会を通じ,この問題について考えてきた(関連記事1,関連記事2 )。今回はさまざまな事象の深層に迫る総合情報誌「FACTA 」を発行するファクタ出版の発行人兼編集長・阿部重夫氏とITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の対談により,三たび,この問題について考える。2人はマスコミの根底には時代錯誤の舞台装置があるとし,記者の個人能力向上による脱却が重要なカギを握ると指摘する。 真のジャーナリズムは調査報道にあり なぜマスコミが「マスゴミ」と呼ばれるのか,その問題点と解決策について,2人の対談を通じて考えていきたいと思います。まず,阿部さんがFACTAに至るまでの経緯と背景について教えて下さい。 阿部氏:日本経済新聞社に入社し,基本的には事件を追いかけることが仕事の社会部の記者として出発しました。当時,一番大きな経験をしたのは世
2008年9月17日,国内のIT系ネット・メディアの編集長6人が一堂に会し,座談会が開かれた。IT業界を取り巻く環境と,ネット・メディア自身の変化について,ディスカッションしようと日経BP社が呼びかけ,各メディアがそれに応じて実現した。 参加した編集長は,メディア名順で以下の通り。@IT編集長の三木泉氏,builder編集長の冨田秀継氏,CNET Japan編集長の別井貴志氏,ITmediaエンタープライズ編集長の浅井英二氏,エンタープライズ・メディア統括 兼 ZDNet Japan編集長の大野晋一氏。そこにITpro編集長の三輪芳久が加わった。なお,参加した6編集長のうち,@IT編集長の三木氏は米ラスベガスからSkype音声での参加となった。司会は,ITpro発行人の林哲史が務めた。
OpenID 2.0とは,一つのユーザーIDで複数のWebサイトを使える認証技術の最新版である。2008年2月には,OpenIDの仕様策定や普及活動を行う団体「OpenID Foundation」(OIDF)に,グーグルやマイクロソフト,ヤフーといった大手Webサービス関連企業が参加を表明した。それに続き,国内に支部を設立する動きが出てきている。 2007年12月に公開された仕様「OpenID Authentication 2.0」(以下OpenID 2.0)を基にそのしくみを見ていく。OpenIDの特徴の一つは,インターネットで使われている「URL」(uniform resource locator)をIDとして使える点である(図1)。エンドユーザーは,まずOpenIDの発行や認証を担うWebサイト「OpenIDプロバイダ」(OP)に,必要な個人情報を入力してユーザー登録し,ユーザー名と
子供の携帯電話利用を法律で規制してはどうかという議論があるが,それより前に,大人のノートPC利用を法規制すべきである。ノートPCは利用者にとっても,企業にとっても危険な存在だから,社外への持ち出し禁止は当然として,家庭における利用も止めさせる必要がある。 ノートPCは情報漏洩の元凶であり,企業がその利用を制限するのは当然と言える。さらにあまり指摘されないことだが,ノートPCは利用者の健康を心身両面から損なう危険な道具であり,できれば触らないほうがよい。まず,精神面から見ると,ノートPCは明らかに利用者の心に悪影響を与える。 いつでも,どこでも,仕事ができる ノートPCを持ち歩けば,365日24時間,どこにいても仕事ができる。便利だが,気が休まる時が無くなる。事業をグローバルに展開している企業の社員には,国内外から電子メールが引っ切り無しに送られてくる。CEO(最高経営責任者)自らノートPC
証券取引法違反の疑いで係争中の元ライブドア社長,堀江貴文氏は2008年9月8日,ITproとの単独取材に応じた。堀江氏は8月7日からサイバーエージェントが運営するブログ・サービス「Ameba」で個人ブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」を開設。「思ったことを素直に書きます」と,最高裁判決を前に情報を発信していくことを宣言した。沈黙を破り,約1年半ぶりにメディアの対面取材に応じた堀江氏が,ITを語る。 これまでの沈黙から一転してブログを始めたのはなぜですか。 それは暇なのと,ストレス解消と,メディアに対するけん制ですね。継続中の裁判で一審と二審はあまり目立たないようにということで,2年くらい一方的にメディアに殴られている状況が続いていました。しかし,結局はこういう結果(一審,二審も実刑判決)です。だったら,悪い情報や間違った情報などが流れていたら,ブログできちんと反論していこうかなと。
「開発者の祭りを通して世の中を変える」,翔泳社の岩切氏が開発者向けカンファレンス「デブサミ」への思いを語る 1000人スピーカ プロジェクト 「テクノロジのデパ地下を作りたい」。2008年4月26日に開催された「1000人スピーカ プロジェクト 第4回」の基調講演で,翔泳社の岩切晃子氏が「デブサミの作り方」と題し,自身が運営するカンファレンス「Developers Summit」(通称デブサミ)について語った。デブサミはソフトウエア開発者向けのカンファレンスの草分けであり,2003年から年に1回,開催されている。2008年4月には,テストに特化したデブサミも開催された(関連記事)。 1000人スピーカ プロジェクトは,サイボウズ・ラボの天野仁史氏が「1000人の発表者がいれば日本のIT業界は変わる」との思いから始めたプロジェクト(関連記事)。発表したい話題がある技術者を募り,毎月1回,十数
2008年9月5日のITpro Challenge!において,Dreamboat技術顧問である金子勇氏が「シュミレーション的発想によるプログラミング」と題した講演を行った。金子氏はファイル交換フリーソフト「Winny」の開発者として知られるが,自称「究極の趣味プログラマ」であるという。 わたしは究極の趣味プログラマ 「プログラムを作っただけで逮捕されたWinnyの作者です」。冒頭でこう挨拶した金子氏は,Winnyに関連した発言をマスコミや何度かの講演会 で行ってきた。ただ,そのWinny開発の根底を支えた金子氏のプログラムに対する哲学を語ったことは,これまでほとんどなかったという。 金子氏は自身の職業を「シミュレーション屋」であるとし,その裏の顔として「趣味フリーソフト屋」であるとする。 金子氏はどのような発想でプログラムを組んでいるのか。 「最初から設計した通りにプログラムが動くのはつま
セキュリティ&プログラミングキャンプ2008 セキュリティ・コース主査 サイバー大学 園田道夫氏 [画像のクリックで拡大表示] 「プログラムは世界を変える。ここにいるみなさんは“世界を変える切符”を手にしている」(はてな 執行役員 最高技術責任者 伊藤直也氏)---経済産業省(経産省)は8月13日から17日,学生を合宿形式で鍛える「セキュリティ&プログラミングキャンプ2008」を開催した。主査のミラクル・リナックス 吉岡弘隆氏とサイバー大学 園田道夫氏を始めとする著名講師陣が学生に泊り込みで技術と精神を伝授。特別講師として,はてなの伊藤氏や“ハッカー検事”として知られる札幌高等検察庁の検事 大橋充直氏が講演を行った。 経産省では2004年から,人材育成を目的に「セキュリティキャンプ」を財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)に委託し実施してきた。2008年は新たにプログラミングコース
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2008年8月8日,オープンソース・ソフトウェアの開発及び普及への貢献者を表彰する「2008年度日本OSS貢献者賞」候補者の推薦の受け付けを開始した。9月12日の17時まで受け付ける。 「OSS貢献者賞」はオープンソース・ソフトウエアの普及や人材育成を目的に2005年度に創設され,今年度が第4回目となる。これまでに,まつもとゆきひろ氏やひがやすを氏などが受賞している。 オープンソース・ソフトウエアの開発に対する貢献を表彰する「OSS開発分野」と,コミュニティやマーケットへの貢献をひょぅ称する「OSS普及促進分野」の2分野で候補を募集する。 応募方法などはIPAの日本OSS貢献者賞のページに掲載している。
BSデジタル放送の限定受信システム(CAS)として登場し,2004年に地上デジタル放送などのコピー制御にも広く採用されてから,デジタル放送によるテレビ視聴に欠かせないアイテムとなったB-CASカード。発行元であるビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)はそれ以降,事務所就業者数20人程度の小規模所帯でありながら,一躍重大な社会インフラを担う存在となった。一方,その役割の大きさと会社規模のアンバランスさ,不透明な収支構造などに対し,ネット上などではさまざまな噂や批判の声が絶えない。B-CAS社とは一体,どんな会社なのか。同社代表取締役社長である浦崎宏氏に聞いた。 事業内容と取引先について教えてください。 放送事業者に対するB-CAS方式の使用許諾とB-CASカード発行・所有権保持,カード機能の軸となる鍵の発行・管理,B-CASカードを利用する一般視聴者の登録台帳管理が事業
写真●ニコニコ動画の仕掛け人の一人である西村博之ニワンゴ取締役(左)と,7月4日にドワンゴ常勤顧問に就任した夏野剛 元NTTドコモ執行役員(右) コメントを動画上に書き込める動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴと子会社のニワンゴは2008年7月4日,東京都内でイベント「ニコニコ大会議2008~日本の夏,ニコニコの夏~」を開催した。 同イベントには,ニコニコ動画の仕掛け人の一人であるニワンゴ取締役の西村博之氏と,本日付けでドワンゴの常勤顧問に就任した夏野剛・元NTTドコモ執行役員が登場。両氏でニコニコ動画の新機能や今後の展開を説明した(写真)。夏野氏はNTTドコモの「iモード」の生みの親として知られる。 ニコニコ動画は7月5日に,投稿動画の閲覧をコミュニティ参加ユーザーに限定できる機能「ニコニコミュニティ」を提供。7月25日にはニコニコ動画のドイツ語版とスペイン語版を開始する。こ
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最近,特にオープンソース関係の集まりなどに顔を出すと,Windowsマシンではなく,Mac(Macintosh)を持っている人の割合がかなり高くなっていることに気づきます。Macで動くOSといえば,Mac OS Xです。Mac OS Xはいろいろな顔を持ったOSです。まず,Mac独自のアプリケーション実行環境として「Carbon」と「Cocoa」を搭載しています(図1)。Microsoft OfficeやAdobe Photoshopといった市販のMac OS X用ソフトの多くはこの上で動作します。 Part1「今さら聞けないOSの疑問」,Part2「これがWindows Vistaだ!」,Part3 「Windows XP Tips 25 」,Part4「仮想マシンの仕組みを理解する」に続いて,Part5では,Mac OS X(2006年9月時点の「Mac OS X v10.4 (Tig
NTTは2008年6月25日,第23回定時株主総会を開催した。総会には約2000名の株主が出席。三浦惺・持ち株会社社長は株主に対して,IP系・ソリューション系事業の売上高構成比を2012年度までに75%まで引き上げる構造改革など,5月13日に公表した新・中期経営戦略などを説明した(関連記事)。 これに対して会場では,FTTH回線を自宅に導入した個人株主などから光サービスの内容拡充についての質問が飛び出した。特に加入電話と同じ0AB~J番号を使えるひかり電話については,「加入電話とサービス内容が同等になっておらず,不便を被っている」との指摘が相次いだ。 具体的には,ひかり電話から「0570」で始まる「統一番号サービス(ナビダイヤルなど)」に発信できないことに対する苦言である。相次ぐ質問に対し,回答に立ったNTT東日本の古賀哲夫・副社長は「株主や顧客にご迷惑をおかけしていることは重々承知してい
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