新人への業務指示 を見てちょっと笑ってしまったが、プログラミングの教育という点からみると少々興味深い事例でもある。 俺が新人に対してプログラミングの初等教育をする際に取る手法の一つに、脳内で「ステップバイステップ」と呼んでいるものがある。この手法は、新人が何かしらの練習問題を解いていて、詰まってしまったか何かで質問された時に用いる。 何をやるかというと、実は俺自身は何もしないw まず、新人に対してどんな練習問題を解こうとしてるのかを本人の口から説明してもらう。次に、問題をヘンな風に捉えてないか、どんな風に解こうとしてるか、どこまで出来てるのか……新人が何を・どのように理解しているかの「理解度マップ」を自分の脳内に作っていく。数十行で終わる練習問題ならざっとコードを見ることで、今どんな状態かだけはつかめる。ただ、理解度マップを作るには本人の口から直接聞かないと中々難しいものがある。 「どんな