↑ 何かとお金がかかる新社会人。でも貯蓄もしたい。(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) 中には学生時代からアルバイトなどでそれなりの稼ぎを得ている人もいるが、多くは社会人となって初めてまとまったお金を自分の就業の対価として稼ぎ、生活の上でやりくりをするようになる。食費や居住費のように日常生活に欠かせないための支出に充てられるのが多分となるが、一方で将来に備えて貯蓄をする事例もあるだろう。今回はソニー生命保険が2020年4月に公開した、新社会人に対する意識調査結果「社会人1年目と2年目の意識調査2020」(※)を基に、新社会人の貯蓄傾向を確認する。 特別な環境下にない限り、学業との兼業ではなく、専業による就業ではじめての稼ぎを得ることになる、新社会人生活の1年目。はたしてどれだけの金額を将来のための貯蓄に回せているだろうか。生活環境や就労先の事情、給与水準など多種