「神童」の悲しい末路、追跡調査で明らかに これは嘘ニュースです 2、3歳の幼児期に難読漢字を読んだり、全国数千の駅名を暗記したりするなど、「天才児」として注目された子供のほとんどが就学後いじめに遭うなど、一般の児童より逆に厳しい人生を歩んでいることが文部科学省の調査で明らかになった。この結果を踏まえ、同省では子供に安易な暗記教育を押し付けないよう注意を呼びかけていく方針だ。 文科省が昨年5月に立ち上げた「特殊児童進路追跡調査チーム」(座長:滑川濡夫東大名誉教授)は14日、幼児期に平均を著しく超える暗記能力を発揮した特殊児童が、その後どのように進路を歩んでいるのかを調べた追跡調査の結果を明らかにした。 調査結果によると、追跡対象の特殊児童30人のうち10人の最終学歴が中卒、12人が高校を卒業したあとフリーターなど非正規雇用、大学に進学した残る8人も全員が一般企業に就職していることが分かった。